大学中退フリーターから就職活動を上手く行う方法

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大学中退者の中には、中退後にアルバイトをしてフリーターを続けている人が非常に多いです。

こういった人が就職活動をする場合でも、大学中退後にすぐ就職活動をする人と同じ就職活動方法で内定をもらっている人もたくさんいます。

しかし、大学中退後にフリーターをしていた人ならではの、「就職活動前の準備の方法」や、「採用選考でアピールすべきこと」があり、そのことを知っているのと、知らないのでは、内定をもらえる早さも変わってくることがあります。

その方法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもフリーターって誰のこと?

この記事をチェックして頂けているということは、自分のことをフリーターと思っている人も多いと思いますが、実際フリーターとはどういった人のことを指すのでしょうか?

厚生労働省の定義によると

フリーターは、若者のパート・アルバイト及びその希望者とされており、年齢は15~34歳に限られています。

また、学生や主婦は含まれていないので、男性は学校を卒業している人で、女性は学校を卒業していて未婚の人に限られています。

http://www.stat.go.jp/library/faq/faq16/faq16a09.htm

あまり細かい定義については、気にすることはないのですが、「パートやアルバイトに限られていることと、年齢が34歳までの若い人に限られている」ということは知っておくとよいでしょう。

フリーターには、こういった特徴があることを知った上で、面接などの採用選考でアピールすべきことについて考えていきます。

フリーターを続けたままできる、就職活動準備

フリーターを続けたままできる、就職活動準備のアイキャッチ画像大学中退後にフリーターをしている人には、まだ就職活動について調べ始めたばかりという人もいるかもしれません。

そういった人には、就職活動に集中するためにアルバイトを辞めてしまう人もいますが、せっかくアルバイトをしているのならば、そこで就職活動に役立つことをしておきたいです。

就職活動をはじめようと思ったとしても、すぐに辞めるのではなく、以下のことを実践してから辞めたほうがよいでしょう。

店長やアルバイトの同僚に自分の「良い所」「悪い所」を聞いておく

就職活動をはじめると、履歴書や面接で、自分の長所や短所といったことをアピールする必要があります。

特に正社員の仕事をしたことがない人は、仕事経験や技術がないので、性格などが重要視されています。

ですので、長所や短所のアピールも非常に重要になってきます。

しかし、就職活動経験がない人は、それまでに自分の長所や短所について考えたことがない人も多いので、履歴書を書く段階になってから悩む人が非常に多いです。

そして、なんとなく考えた内容を書いてしまうのですが、あまり効果的な内容になっていないことが多いです。

こういったことを避けるためにも、アルバイトをしている段階で、店長や同僚と世間話をする際などに、仕事中の自分の「良い所」「悪い所」を聞いておくとよいでしょう。

そうすれば、

  • 「ねばり強く仕事を続けるところ」
  • 「楽しそうに仕事をしているところ」
  • 「挨拶や笑顔がいい」

といった良い所をあげてもらえたり

  • 「愚痴が多い」
  • 「日によって仕事のパフォーマンスが変わる」
  • 「細かいところに目が届いていない」

といった悪い所をあげてもらえるでしょう。

こういった意見には、自分ではなかなか気づけないこともあるので、ぜひ一度実践しておき、聞いた内容はメモに残しておくとよいでしょう。

また、こういった意見は、自分で考えたことではなく、他人が見た客観的な内容です。

自分で考えた「よい所」などは、人から見た評価とは全く違っていることが多いので、面接などで伝えても説得力がないことが多いです。

しかし、他人から教えてもらった客観的な評価は、説得力があります

例えば面接で答える際に

「アルバイトの店長には、ねばり強く仕事を続けてくれるところが、私のよい所と言ってくれました」

と伝えれば、効果的なアピールになるでしょう。

また、悪い所も聞いておけば、短所を伝える際に利用できますし、今後正社員として仕事をする際に気をつけることもできるでしょう。

正社員の仕事に近い、難しい仕事を任せてもらう

アルバイトをしていた人が正社員の採用選考に参加した場合、アルバイトでの仕事内容について聞かれることがよくあります。

仕事内容を聞くのは、仕事中の態度や性格などを確認することになるので、仕事内容自体が問題になることはあまりありません。

しかし、接客や荷出し、といった多くの人が行っているアルバイトではなく

  • 商品の受発注
  • 他のアルバイト社員の指導
  • 他社の社員との商談・交渉

など正社員に近い仕事を経験していると、評価が高くなることがあります。

こういった業務は、守秘義務があったり、失敗すると大きな損失が企業にでるなど、通常のアルバイトに比べると高度な仕事になります。

こういった仕事が任せられるということは、その人が店長や上司から信頼されている証といえるでしょう。

また、正社員として仕事をする際にも、こういった経験が役に立つので、評価される場合もあります。

ですので、今現在アルバイトを続けているのであれば、少しレベルの高い仕事を任せてもらえないか、できないか、聞いてみるとよいでしょう。

アルバイトの給料を貯めて、就職活動資金を十分確保しておこう

ここまでは就職活動でのアピールに使えることを増やすためのアドバイスでしたが、もう一つアルバイト期間にしておきたいのが、就職活動資金を貯めておくことです。

アルバイトをしながら就職活動を行うことも可能ですが、面接などが不規則に入るなど、就職活動をはじめると以前ほどにアルバイトをすることができなくなります。

もし、就職活動中に資金がなくなってしまうと、また貯めてから就職活動を行う必要があるので、その分就職活動は長期化してしまいます。

しかし、長期化すればするほど、就職活動への熱意は消えてしまうことが多いです。

就職活動は短期に集中して行うことが非常に大事ですので、就職活動資金は前もって貯めておくようにしたいです。

就職活動に必要な資金は一般的に

20万円

程といわれています。

フリーターとして働いていれば、毎月10万円近く貰っている人が多いと思いますので、毎月少しずつ貯めていけば、数か月で貯めることができるはずです。

20万円よりも少なくても就職活動はできますが、就職活動の途中で資金の心配が出てくると余計なことで足を引っ張られる可能性があるので、なるべく多めに確保しておくとよいでしょう。

そして、お金のことは心配せずに、短期に集中して就職活動を行うと、内定をもらえる可能性も高くなるはずです。

就職活動資金や就職活動に必要な物については、「大学中退後の就職活動に必要な費用」でも詳しく説明しているので、そちらもチェックしてみてください。

大学中退フリーターの就職活動方法

大学中退フリーターの就職活動方法のアイキャッチ画像ここからは、大学中退フリーターの就職活動方法について解説していきます。

大学中退後にフリーターをしていたとはいえ、基本的には、大学中退者と同じ就職活動方法が通用します。

ですので、大学中退者向けに書いた就職活動方法についての以下の記事も参考にしてみてください。

大学中退者の履歴書の書き方の画像大学中退者の履歴書の書き方

大学中退者の面接対策基本編のアイキャッチ画像大学中退者の面接対策基本編

また、アルバイトをしていた人向けの就職活動方法や注意点についても、既にいくつか記事を書いているのでこちらもチェックしてみてください。

大学中退後にしていたアルバイトって職歴になるの?のアイキャッチ画像大学中退後にしていたアルバイトって職歴になるの?

大学中退後アルバイトから正社員は目指せるのか?のアイキャッチ画像大学中退後アルバイトから正社員は目指せるのか?

大学中退後、就職活動をするためにアルバイトは辞めるべき?のアイキャッチ画像大学中退後、就職活動をするためにアルバイトは辞めるべき?

このページでは、これらのページでは書かなかった、大学中退フリーターの就職活動で重要なことについて解説していきます。

大学中退フリーターはなるべく早く就職活動をはじめよう

大学中退後にフリーターをしていた人の就職活動方法として、当たり前のようなことなのですが、非常に重要なのが、就職活動をいつはじめるのかということです。

というのも、就職活動は、早く始めれば始めるほどアルバイトから正社員になる人の割合が高いからです。

正社員化した人と、非正規社員の属性。正社員化した人、36歳。非正社員(正社員の希望あり)、38歳。非正社員(正社員の希望なし)、41歳。

非正規労働者の雇用転換ー正社員化と失業化

このデータは、一定の期間に、「非正規社員から正社員になった人」と、「正社員の希望はあっても非正社員のままの人」、「正社員の希望はなく非正社員に留まっている人」の、年齢の特徴を表しています。

データは比較的年齢が高い層になっていますが、年齢が若い人の方が正社員化しており、年齢が上がると、正社員の希望はあっても非正社員に留まる人や、正社員の希望がない人が多いことは分かります。

今回のデータに限らず、一般的な傾向としても、若ければ若いほど就職しやすく、またよい企業に就ける確率も高くなっているので、大学中退フリーターの方もなるべく早く就職活動をはじめるようにしたほうがよいでしょう。

大学中退フリーターは、中小企業を中心に就職活動をしよう

大学中退後にフリーターをしてきた方にも、有名企業や大企業に正社員就職したいと考える人もいると思います。

そういった夢をかなえるために努力をすることも大事なのですが、現実的には「中小企業を中心に就職活動をする」という姿勢は崩さないようにしたいです。

多くのアルバイトなど非正規社員から正社員になる人は、中小企業に就職することが多いからです。

中には、有名企業や大企業にこだわりすぎて、中々就職が決まらないという人もいるので注意が必要です。

中小企業といっても一般的なイメージの中小企業と、現実の中小企業は全く違うことが多いので、中小企業だからといって悲観する必要はありません。

中小企業庁の中小企業の定義を見ると

業種分類中小企業基本法の定義
製造業その他 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人
卸売業資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
小売業資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人
サービス業 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人

中小企業者の定義

とあります。

中小企業には、製造業であれば300人以下の従業員がいる企業も含まれているなど、結構大きいと感じる企業もあることが分かると思います。

こういった企業にも、フリーターから正社員就職をしていく人は大勢いるので、中小企業を中心に就職活動を行うとよいでしょう。

大学中退フリーターは、どの求人サイトを使えばよい?

大学中退フリーターは、どの求人サイトを使えばよい?のアイキャッチ画像就職活動を始める時期や、狙うべき企業が分かったら、実際に求人を探してみましょう。

では、大学中退フリーターの方はどういった求人サイトを利用すればよいのでしょうか?

まず、新卒者向けのサイトはあまり利用する必要はないということは知っておきたいです。

新卒者向けサイトには、大企業がたくさん掲載されているので、非常に魅力的に見えますが、やはり新卒者を対象にした求人が多いので、大学中退フリーターの方が応募しても採用される可能性が非常に低いです。

ですので、基本的には転職求人サイトを利用することになります。

転職求人サイトは、仕事経験がある人が利用するものだと考えている人もいますが、新卒者以外のあらゆる人が利用しているので、アルバイト経験しかない人でも利用できますし、応募できる求人がたくさん見つかるはずです。

当サイトでも、

大学中退者に役立つ求人情報サイト一覧の画像大学中退者に役立つ求人情報サイト一覧

のページで転職求人サイトを紹介してるのですが、まずはその中の「リクナビNEXT」を利用してみてください。

最大手の転職求人情報サイトなので、求人数が圧倒的に多く、アルバイト経験しかない人でも応募できる「未経験者歓迎」求人がたくさん掲載されています。

また、就職活動方法が分からないという人は、就職活動についてアドバイスがもらえる企業を利用するのもよいです。

そういった際に使えるのが、「JAIC営業カレッジ」です。

あまり聞いたことがない企業に思うかもしれませんが、既卒やフリーター、大学中退者の就職活動支援では非常に有名な大手企業です。

若者の就職活動支援実績も非常に多いですし、サービス名には営業と書かれていますが、特に営業職に限っているというわけではないので、気になる人は登録をして利用してみるとよいでしょう。

その他にも、ハロワークに求人がたくさん掲載されているので、利用してみるのもよいでしょう。

大学中退フリーターが正社員の採用面接でアピールすべきこと

まず、大学中退者の場合、大学中退理由をいかに説明するかが非常に重要になってきます。

ですので、以下の記事を参考にして大学中退理由をどのように説明するかをまず考えてみてください。

大学中退者が面接で気をつけたいことの画像大学中退者が面接で気をつけたいこと

大学中退について上手く説明することができれば、後はアピールをどのようにするかが重要になってきます。

大学中退後にフリーターをしていた人の場合、アルバイト経験が長ければ長いほど、アルバイト時代の経験をアピールしようと思う方が多いですが、学生時代のことも忘れてはいけません

正社員を目指した採用選考では、アルバイト経験があるからということで高く評価されることはなく、学生時代に何か真剣に取り組んだ経験がある場合などは、そちらを優先した方が評価が高くなる可能性があります。

ですので、まずは、何を最も強調してアピールするかを考えましょう。

何をアピールするか決める際には、自分が考える強みではなく、「正社員として就職した際に仕事で、活かすことができる強み」を優先することも大事です。

企業で活かすことができる強みを探す際には、「企業が求めている能力」を知ると参考になります。

以下の記事で「企業が求めている能力」について解説しているので、確認しながら自分の強みでアピールすべきことを探してみてください。

企業が求めている能力、社会人基礎力をチェックしてみよう 企業が求めている能力、社会人基礎力をチェックしてみよう

企業が求めている能力や自分の強みをしっかり認識してアピールできている人は少ないので、対策をしておけば、よい評価をもらえるはずです。

フリーターに安住しないことが大事

ここまで、大学中退フリーターの方向けの就職活動方法について説明してきましたが、フリーターの方の就職活動で最も大事といえるのが、フリーターに安住しないということです。

アルバイトをしてフリーターを続けていれば、月に10万円、頑張れば20万円前後給与をもらうことができます。

これだけの収入があると、一人で生活するのであれば十分と考えてしまう人もいます。

そういったことから、正社員への就職活動が難しい場合、フリーターでいいかと諦めてしまう人が多いのです。

しかし、上でも書いたように、年齢が高くなればなるほどフリーターから脱出するのは難しくなるので、なるべく早く正社員になっておくことが大事です。

フリーターに安住することなく、正社員を目指した就職活動を頑張ってほしいと思います。

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