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アルバイト面接と正社員面接の差とは?

最終更新日:2023年2月28日

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アルバイトの採用選考で、面接試験を受けたことがある人は多いと思います。

しかし、正社員を目指した採用選考での面接は、アルバイト面接とは大きく違います。

ここでは、アルバイト面接と正社員面接の違いと、正社員面接を通過するために必要なことを解説していきます。

万全の体制で自信を持って正社員面接に臨みましょう。

1. 正社員面接は、アルバイト面接より評価基準が厳しい

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長期雇用が前提の正社員面接は、短期雇用が前提のアルバイト面接と比べ、評価基準がぐっと厳しくなります。

正社員面接では、より詳しく面接者を知ろうという思いから、質問内容が濃くなったり面接回数が増えたりします。

具体的にどういった部分が違うのでしょうか。

1-1. アルバイト面接の評価基準

アルバイトとはそもそも、一時的な労働力の確保を目的として採用されています。

そのため、正社員採用と比べると評価基準が甘い傾向があります。

アルバイト採用で求められる条件は主に以下が挙げられます。

  • ある程度のコミュニケーション能力
  • 週にどれくらい勤務できるか
  • どのくらいの期間働くことができるのか

面接から採用の判断まで店長クラスが任せられていることが多く、面接回数は基本1回です。

但し、専門性の高い職種や正社員登用が前提の求人などは、更に詳しい人間性を見極めるため面接回数が増える場合もあります。

1-2. 正社員面接の採用基準

正社員は基本的に雇用期間に定めが無く、定年まで働くことができます

また、健康保険や厚生年金の約半分を会社が負担してくれたり、ボーナスや昇給も期待できます。

企業からすると、アルバイトとは比にならないような待遇をするに値する人物かを見極めなければなりません。

そのため正社員面接では、様々な角度から採用するかどうかの判断がなされます。

正社員採用で求められる条件は実に沢山ありますが、主な例は以下が挙げられます。

  • ストレス耐性はあるか
  • 社風に合いそうか
  • 将来のビジョンは見えているか
  • その企業だからこその志望動機はあるか

正社員採用では、欲しい人物像や条件が企業によって決められている場合が多くあります

1-3. 正社員採用は面接の回数が多い

正社員面接の回数は、中途採用で2~3回、新卒採用で3回以上が平均とされています。

一人の面接官が決定権を持っていることは少なく、一次面接では人事部、二次面接では配属部署の長、最終面接では取締役というように、様々な役職の人が面接をすることが多いです。

但し、中途採用は欠員の募集が多く、早く採用を決めたいという思いから面接回数が1回という企業も少なくありません。

面接が一回だけの場合も、面接時間が長く設定されていたり、アルバイトの面接より詳しく聞かれることに変わりはありません。

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2. 正社員面接を通過するために必要なこと

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2-1. 自己分析と企業研究をしっかり行う

自己分析とは、自分は何にやりがいを感じるか、どうしてやりがいを感じるのかなど、自分について詳しく知ることを言います。

企業研究とは、その企業がどういった考えを大切にしているのか、どういう歴史を歩んできたのかなど、企業について詳しく知ることを言います。

知っている人も多いと思いますが、アルバイト面接の質問はその場で考えて答えられることが多く、所要時間も短いです。

一方で正社員の面接は、答えにくい質問もあれば、答えたことに対して更に深く聞かれることもあり、自己分析や企業研究ができていないと、自分の考えを言葉にしてしっかり伝えることができません。

自己分析や企業分析を適当に終わらせてしまうと、

  • 志望動機がやんわりとしてしまい、「その企業でないといけない理由」をうまく伝えられない
  • 想定外の質問をされたとき、自分の考えがすぐにまとめられず質問内容からずれた回答をしてしまう

など話す内容が薄くなってしまいがちです。

正社員面接を通過するための第一歩として、自己分析と企業分析はしっかり行いましょう。

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2-2. 正社員面接でよくされる質問を把握する

正社員面接は質問に対してエピソードを交えながら自身を売り出していくことが重要です。

ぶっつけ本番でエピソードを交えてうまく話せる人はなかなかいません。

よくされる質問は事前に話す内容を考え、面接で話せるよう練習しておきましょう。

自己PR
アルバイトしか職歴が無くても、仕事のエピソードを交えることをおすすめします。

他にも、学生時代に頑張っていた部活のエピソードを交えるのも一つの手です。

どんな功績を残したかも大切ですが、そのためにどんな努力をしたか、挫折したときどうやって立ち直ったかを企業は知りたいと思っています。
志望動機
沢山の企業がある中でなぜその企業に入社したいのか、その企業じゃないとダメだということを伝えられるように、企業研究をしっかりしましょう。
正社員を目指す理由
正社員未経験の人がよくされる質問で、「正社員として長期間働く意欲や能力があるか」を見ています。

正社員を目指すまで何をしていたか、どうしてこれまで正社員を目指さなかったのかを正直に伝えることが大切です。

その上で、キャリアプランを伝えながら正社員として長期的に働きたいという意欲をしっかりアピールしましょう。
大学を中退した理由
大学中退者はほぼ必ずこの質問をされます。

中退してしまった理由を正直に伝えましょう。

但し、「授業のレベルが低く通う意味がなかったから」など、大学側に問題があるような発言は避けましょう。

「入学前にきちんと授業内容を調べなかったのがいけなかった」など自分に非があったことを素直に反省することが大切です。

どの質問においても簡潔にハキハキと答えると好印象です。

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2-3. 清潔な身だしなみで正社員面接に臨もう

正社員面接において身だしなみは合否に関わる重要なポイントです。

清潔な身だしなみは良い第一印象を与えます。

第一印象が良いと、面接官は自然と良い部分を注目して見てくれるようになり、合格に近づきます。

スーツ着用はもちろんのこと、シワになっていないか、汚れや臭いにも注意しましょう。

服装以外にも、髪形は清潔か、爪は長すぎないかなど、面接官が好感を持てる身だしなみをすることが大切です。

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3. まとめ

アルバイト面接と正社員面接では、質問内容や面接回数、服装などあらゆることが大きく違いました。

これは、応募者も真剣なように、企業も真剣に会社に合う人材かどうかを見極めているからです。

自己分析や面接の練習など事前の準備をしっかり行って、自信を持って正社員面接に臨みましょう。

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岸 憲太郎

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15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
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