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最終更新日: 2021年10月20日

大学中退者の就職が難しい理由は?対策とおすすめ7職種、求人サイトも紹介

大学中退就職ガイドのアイキャッチ画像

大学中退をすると、就職するのが難しいと言われることがあるので、「正社員にはなれないのかな?」と不安に思う人が多いです。

しかし、大学中退者の就職活動の現状をしっかりと把握し、一つ一つ対策して就職活動を行うことで、希望条件に近い仕事の内定を得られる可能性が高くなります

そこでこの記事では、大学中退者の就職活動が難しいと言われる理由と、大学中退者が就職活動を成功させる方法について詳しく解説していきます。

また、大学中退者が就職したときに貰える給料の相場や、おすすめの職種7選、大学中退者におすすめの求人サイトも紹介していきます。

大学中退後の就職活動で行き詰っている人や、大学中退したいけど就職できるか不安で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

1. 大学中退者の就職率は33.9%。就職が難しいと言われる理由4つ

大学中退者の就職率は33.9%。大卒は69.1%。

大学中退者の就職活動は厳しいと言われますが、大学中退者と大卒ではどのくらい就職率が違うのでしょうか。

以下は、2012年に独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った「大学等中退者の就労と意識に関する研究」の調査結果です。

これによると、20~29歳の大学・大学院中退者の正社員就職までの期間は、

  • 離学前:0.9%
  • 離学から3か月以内:10.4%
  • 3年以内:11.8%
  • 3年超:2.7%
  • 正社員時期不明:8.1%
  • 正社員移行なし・未就業など:66.1%

となっており、すべての期間の正社員就職率を合わせると、大学中退者の正社員就職率は33.9%となります。

同じ年齢の大卒の正社員就職率は69.1%ですので、大卒と比べると半分程度しか正社員就職できていません

この結果は、就職活動をしていない人も含まれるので、就職活動をした人だけでデータを取ればもう少し就職率は上がるはずですが、大学中退者の66.1%が非正規雇用または未就業という現実があります。

しかし、なぜ大学中退をするとここまで正社員就職率が低くなるのでしょうか。

ここからは大学中退者の就職活動が厳しい4つの理由を見ていきましょう。

1-1. 仕事を継続する力がないと思われる

大学中退にはさまざまな事情があることは面接官も分かっていますが、

「大学を途中で辞めたように、仕事も辛い状況になるとすぐに辞めてしまうのではないか」

と、どうしても仕事を継続する力がないかもしれないと不安に思ってしまいます。

企業は採用活動や人材育成にたくさんの時間と費用をかけているので、企業に貢献する前に辞められると、その人に費やした時間と費用が無駄になってしまいます。

そのような事態を避けるために、大学中退者のような早期離職の可能性が高い人材の採用に慎重になる企業が多いのが現状です。

1-2. 最終学歴が高卒のため、応募できる求人が限定される

大学中退者の最終学歴は「高卒」になるので、就職活動では「高卒以上」もしくは「学歴不問」の求人に応募することになります。

「高卒以上」「学歴不問」の求人はたくさんありますが、大手企業の総合職など、大卒以上を条件としている企業もあります。

そのため、大卒と比べると職種や企業規模など、応募できる求人の幅が狭くなります。

1-3. 就職活動について相談できる人が少ない

大学在学中の就職活動では、大学で就職活動の講義が行われたり、面接対策や履歴書対策、個別の進路相談など、様々なサポートが受けられます。

一方で大学を中退すると就職活動の情報を得る機会が少ないので、就職活動をしようと思っても何から始めればよいか分からない人も多いです。

その結果なかなか就職活動に踏み出せなかったり、就職活動で壁にぶつかった時、周りにアドバイスをくれる人がいないために就職をあきらめてしまうこともあります。

1-4. 中途採用での応募になるため、経験者がライバルになる

ほとんどの大学中退者はアピールになるような職歴がなく、特別な資格・スキルも持っていません。

新卒採用ではそれが普通ですが、大学中退者は基本的に中途採用での応募になるので、同じ求人に応募しているライバルが経験者であることが多いです。

中途採用では、即戦力になる経験者や資格保持者を求めている企業が多いので、そのような企業では大学中退者は不利になってしまいます。

2. 大学中退者が正社員採用されるための就職活動方法

ここまで、大学中退者の就職活動が難しいと言われる理由について解説しました。

大学中退者の就職活動の厳しい現状を知って、この記事を読む前より不安が大きくなってしまったかもしれませんが、現状を知ることは就職活動を成功させる第一歩です。

ここからは、大学中退者が就職活動を成功させる方法を解説していきます。

2-1. 大学中退者に強い就職支援サイトを利用する

大学中退者は、基本的に一人で就職活動を行うので、情報不足で万全な対策ができなかったり、大学中退者を歓迎していない求人に応募して不採用が続き、挫折してしまうケースが多いです。

そのような事態を避け、早くスムーズに内定を得るためには、大学中退者の就職率が高い就職支援サイト(就職エージェント)を利用することが大切です。

大学中退者の就職率が高い就職支援サイトでは、

  • 大学中退に理解のある企業の求人や、未経験者歓迎求人の紹介
  • 履歴書添削や模擬面接などの就職活動サポート
  • カウンセリングで応募者の希望条件の明確化、不安解消

などをすべて無料で受けられる上、退会時の違約金や面倒な手続きも一切必要ありません

ここからは、大学中退者の就職率が高い就職支援サイトの中でも、利用者の満足度が高いサイトを人気順に3つ紹介します。

現在はどのサイトもオンラインでサービスを提供していて、気軽に利用できるので、いくつか利用して相性の良いサイトを見つけましょう。

ジェイック
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ジェイックは、就職成功率81.1%、就職先定着率91.5%の実績を出している、大学中退者やフリーターの就職に特化した就職支援サイトです。

ジェイックの特徴は、大学中退者向けの就職講座が用意されているところです。
  • 大学中退者向けの履歴書、面接対策
  • 大学中退者が就職活動でつまづきやすいポイントの解説
  • ビジネスマナー対策
などを無料で教えてくれる上、この講座を受けた人は、書類選考なしで大学中退者・未経験歓迎企業との面接に進むことができます。

紹介される求人は、ブラック企業を排除した正社員求人のみなので、正社員として安定して働きたいという人はぜひ利用してください。

取り扱い求人の勤務地:全国に対応

>>ジェイック(JAIC)の詳細を見る
ハタラクティブ
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ハタラクティブは、業界トップクラスの2,300件以上の未経験者向け求人を保有し、就職率80.4%の実績を出している、未経験者向けの就職支援サイトです。

カウンセリングが丁寧なので、まだ希望職種を絞れていない人の相談や、希望条件に合った求人紹介に定評があります。

また、ハタラクティブでは、履歴書や面接対策はもちろんのこと、きちんとした機材で証明写真を撮ってくれるので、就職活動の手間が少し軽減します。

正社員登用を前提とした求人がメインではありますが、派遣社員や契約社員の求人も扱っているため、正社員希望の人は事前にその旨を伝えておくとよいでしょう。

取り扱い求人の勤務地:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡が中心

>>ハタラクティブの詳細を見る
就職Shop
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就職Shopは、業界大手のリクルートが運営する、未経験者向けの就職支援サイトです。

就職ショップでは、学歴・職歴を問わない求人を豊富に揃えていて、利用者の4人に3人が正社員就職しています。

紹介される求人に関して、「経営者の考え方」「職場の雰囲気」「仕事のやりがい」「具体的な仕事内容」など詳しく教えてくれるので、その企業だけの志望動機が書きやすくなる上、入社後のミスマッチを防いでくれます。

紹介される求人は、すべて書類選考不要なので、就職活動の時間と負担を大幅に減らすことができます。

取り扱い求人の勤務地:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫が中心

>>就職Shopの詳細を見る

2-2. ハローワークを利用する

ハローワークにも、大学中退者が応募できる求人がたくさんあります。

ハローワークの求人は、大企業の求人は少なく、中小企業や、さらに規模の小さい零細企業の求人が多い傾向にあります。

地元の小さな企業の求人が見つかりやすい反面、基本的にどのような企業でも掲載することができるので、ブラック企業には自分で注意する必要があります。

求人の紹介以外に、相談員が常駐しているので、就職活動の相談にのってもらえたり、資格取得や技術を身につけられる職業訓練の紹介もしてもらえます。

また、一部のハローワークでは、わかもの応援コーナーなどの名称で、若者の仕事の定着を支援するサービスを行っています。

模擬面接や履歴書添削など、通常より手厚く就職サポートを行ってもらえるので、お近くでサービスを受けられる場合は利用してみてください。

ハローワークについては、以下の記事でより詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみてください。

大学を中退したらハローワークに行ってみよう!の画像大学を中退したらハローワークに行ってみよう!

2-3. 大学中退者の就職活動に有利な時期を知る

大学中退者の就職活動は、人によって始める時期が異なりますが、実は就職活動時期によって求人数や採用者数が違います。

大学中退者に最もおすすめの就職活動時期は、求人数が最も多い1~3月です。

1月から3月に出ている求人は新卒採用と同じタイミングなので、未経験歓迎の求人が多く、職歴の無い大学中退者も応募しやすいのが特徴です。

また、夏のボーナス支給後の9月10月も中途採用の求人数が多くなるのでねらい目です。

しかし、大学中退者が内定を得るために何よりも大切なのはできるだけ早く就職活動を始めることです。

就職活動では、ブランク期間が短いほど内定を得られる可能性が高いので、正社員を考えたらすぐに行動に移しましょう。

2-4. 就職活動しながら資格取得に励む

大学中退者の就職活動が厳しい理由の一つに、「職歴や資格が無く即戦力にならないこと」があります。

職歴や資格がなく、大学中退していても、ポテンシャルを見込んで採用する企業もありますが、資格があれば、職種や待遇など希望に近い求人に採用される可能性が高くなります

ただし、簡単に取れる資格や、希望職種と関係の無い資格ではあまり意味がありません。

希望職種に就職するためにはどのようなスキルが求められるか、本当に需要のある資格か、いつ試験が行われるかを調べ、計画を立てて勉強しましょう。

また、中退後なるべく期間を空けないことが就職活動では大切なので、資格取得だけに専念するのではなく、就職活動と並行して資格取得に励みましょう。

大学中退者の就職に役立つ10個の資格大学中退者の就職に役立つ10個の資格

2-5. 中途採用枠の「未経験歓迎」「学歴不問」求人を狙う

求人サイトには、はじめて就職する卒業予定の学生向けの「新卒求人サイト」と、いわゆる中途採用の「転職求人サイト」があります。

国の方針で卒業から3年以内であれば新卒扱いとする企業が増えてきたので、高校卒業から3年経っていない大学中退者は高卒として新卒枠に応募することができますが、まだ広く浸透しておらず、応募者のほとんどは今年卒業予定の学生ばかりです。

応募条件も「今年卒業予定の新卒のみ応募可能」など企業によって対応が異なるので、効率よく就職活動を進めにくく、応募できる求人でも、新卒ばかりの応募者の中で少しイレギュラーな存在になってしまうこともあります。

一方転職求人サイトは転職者向けで、職歴の無い大学中退者は対象外だと考える人が多いですが、実は未経験歓迎の求人もたくさんあります。

中途採用の中でも、大学中退者は、「未経験歓迎」「学歴不問」「高卒以上」の記載がある求人に応募するとよいです。

このような求人では、即戦力ではなく若い人材を育成したいと考えていることが多いので、職歴の無い大学中退者も採用される可能性が高いです。

大学中退者におすすめの求人サイト

たくさんの求人サイトの中でも、大学中退者におすすめしたいのがリクナビNEXTです。

リクナビNEXTは、全国各地40,000件以上、未経験者向けの求人だけで8,000件以上もあるので、学歴で求人数が限られてしまう大学中退者にとてもおすすめです。

スカウト機能も用意されているので、大学中退者はプロフィールとしてアルバイト経験を書いて登録しておけば、企業側からオファーが届きます。

オファーがきた求人は、書類選考なしで面接に進めるので、リクナビNEXTを利用する場合は忘れずに登録しておきましょう

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>>リクナビNEXTの詳細を見る

2-6. 面接で中退理由をポジティブに話す

大学中退者が就職活動で面接に参加すると、ほぼ必ず「大学中退理由」を聞かれます。

大学中退理由はネガティブになりやすいですが、できるだけポジティブに伝えることが大切です。

例えば、

「家庭の事情で学費を払うことが難しくなったので中退しました。」

と伝えてもやむを得ない事情と思ってはもらえますが、

「家庭の事情で学費を払うことが難しくなったので中退しました。悔しい思いもありましたが、元々営業の仕事に関心があったので、早くから営業経験を積めるチャンスだと前向きに捉えています。

と志望動機を交えて伝えるとより前向きな印象を持ってもらえるでしょう。

面接官も、「どうして営業に関心があったのですか?」と志望動機に話を振りやすく、面接で重要な会話のキャッチボールがしやすいです。

以下の記事では、「大学がつまらなかった」「勉強についていけなかった」など、ポジティブに伝えることが難しい大学中退理由の回答例文も載せているので、参考にしてみてください。

大学中退理由ランキングと理由別の面接回答例文17選の画像大学中退理由ランキングと理由別の面接回答例文17選

3. 大学中退者が就職すると給料はどのくらい?

ここまで大学中退者の就職活動について解説しましたが、気になるのは就職するとどのくらい給料が貰えるのかということではないでしょうか。

まずは、「大学中退後に、はじめて正社員就職した初年度の年収」についてアンケートを行ったので結果を見てみましょう。

大学中退後にはじめて正社員就職した初年度の年収。251~300万円、25%。151~200万円、21%。301~350万円、20%。201~250万円、13%。101~150万円、11%。351~400万円、4%。100万円以下、3%。401~450万円、2%。451~500万円、1%。501万円以上、0%。

1位は251~300万円で、大学新卒の初年度平均年収と同等程度であることが分かりました。

1位と僅差の2位151~200万円は、高卒の初年度平均年収と同等程度なので、大学中退者は高卒か大卒いずれかと同じ程度の年収を得ることができるようです。

しかし、初年度の平均年収は大卒、高卒、大学中退者ともに大差はありませんが、残念ながら年齢が上がっていくほどに大卒との差が開いていく傾向があります。

厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、大学や大学院を卒業した場合、全年代の平均月収は男性で39万円、女性で28万円とされています。

一方で高卒の場合、男性で28万円、女性で20万円が平均月収とされていて、男女ともに10万円前後の差があります。

また、月収だけではなく賞与にも差が開くことから、大学・大学院卒の場合、男性の生涯賃金は2億5440万円、女性が1億9,750万円が平均なのに対し、高卒では男性が1億9240万円、女性1億2550万円が平均となっています。(労働政策研究研修機構「ユースフル労働統計 2014」)

生涯年収においては、大卒と高卒で男女ともに5000万円前後の差があります。

このような解説を聞くと、就職意欲が薄くなるかもしれませんが、正社員就職の機会を逃してフリーターを続けてしまうと生涯年収はさらに低くなってしまいます

また、これは全ての職種の平均です。

どのような学歴でも、経験を積んでキャリアアップ転職をしたり、インセンティブが入る職種を選ぶなど、努力次第で平均以上の年収を得ることが可能です。

4. 大学中退者が就職している職種

ここまで大学中退者の就職活動や収入について解説しましたが、実際にどのような職種に就職していることが多いのでしょうか。

以下の図は、大学中退者が就職した職種を多い順に表しているので、見てみましょう。

大学中退者が就職した職種。サービス職27.9%。販売職17.2%。専門職・技術職12.4%。事務職7.4%。生産工程職7.4%。運搬・清掃・包装4.6%。運輸・機械運転・建設・採掘4.1%。その他8.5%。不詳10.5%。
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」2015年5月 ※大学中退者には大学院中退者も含まれます。

大学中退者が就職している職種を多いものから見ると、

  • 1位 サービス職   27.9%
  • 2位 販売職     17.2%
  • 3位 専門職・技術職 12.4%

となっていて、これらの職種で全体の6割近くを占めます。

特に、サービス職と販売職は、働ける業界が豊富にあり、募集人数が多いので、多くの大学中退者が就職しています。

大学中退者の就職活動でネックになるのは、

  • 大学中退
  • 最終学歴が高卒
  • 職歴なし

というような経歴。

しかし、これらの職種であれば、経験や学歴に関係なく、人物重視で採用を行う企業を多く見つけられます

また、専門職・技術職にも、多くの大学中退者が就職しています。

専門職・技術職では、求人の募集要項に知識や技術、資格の条件を設けず、入社してから人材を育てる企業が増えています。

大学中退者が初めから待遇のよい企業に入社できることは少ないですが、専門的な知識やスキルを得られると、そのスキルを活かしてキャリアアップ転職することも可能です。

また、万が一職場の雰囲気が合わない場合にも、同職種への転職がスムーズに進みやすいので、一つの企業に縛られないというメリットもあります。

一方、「輸送・機械運転・建築・採掘」や「運搬・清掃・包装等」の職種には、大学中退者があまり就職していません。

これらの職種は、仕事がキツイというイメージがあり、正社員として働き続けるには不安があることが、大学中退者が就職しない理由の一つです。

5. 大学中退者におすすめの職種7選

大学中退すると、最終学歴が高卒になるので、大卒より選択肢が少なくなることをお伝えしましたが、大学中退者はどのような職種が選べるのでしょうか。

ここからは、大学中退者が選べる7職種について、「仕事内容」「求人募集の傾向」「平均年収」「強みを持つ求人サイト」など詳しく紹介します。

※平均年収は、DODA「平均年収ランキング2019」他を参考にしています。
出典:DODA「平均年収ランキング2019

「営業職」学歴を問わずチャレンジできる

「営業職」学歴を問わずチャレンジできるのアイキャッチ画像

営業職は、未経験から就職する人が多い職種です。

営業職の主な職種には、飲食料品営業員、不動産セールス、保険外交員、自動車販売営業員、MR(製薬会社の営業員)などがあります。

求人の募集要項では、学歴や資格、年齢を問われることがほとんどなく、求人数も安定して多くあるので、普通自動車運転免許を持っていれば応募できる求人がたくさん見つかります

このような理由から、大学中退者が就職しやすい職種なのですが、「飛び込み営業やノルマがつらい」と感じて離職する人も多いです。

営業職を目指して就職活動を行う場合は、自分にあった営業方法や就職先を選択することが重要なポイントです。

新規開拓型の営業職は、精神的な負担が重いかわりに、歩合制の企業が多いので、自分の実力次第で昇進や高額な給料を目指せます。

ルート営業型の営業職は、成果が実感しづらいものの、精神的なつらさは少なくなります。

いずれにしても、「営業職で学んだことは、他の職業でも活かせる」と言われ、コミュニケーション能力やアピール力、判断力などのスキルも身につきます

営業職の平均年収
  • 保険 約406万円
  • 建設・不動産 約430万円
  • 医薬品メーカー 約659万円

営業職に強い求人・就職支援サイト

「ITエンジニア職」未経験からでも技術が身に付く

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ITエンジニア職は、専門の知識や技術を活かして、情報処理や通信関連の仕事をする職種です。

ITエンジニアの主な職種には、プログラマ、システムエンジニア(SE)、webデザイナーなどがあります。

ITエンジニア職は高度な知識や技術が必要なので、大学中退者は「求人の応募要件を満たせない」と思うことが多いです。

しかし、今現在、IT業界の成長が著しく人材不足が深刻なことから、ITエンジニア職への需要が高く、未経験者OKや資格を問わない求人が多く見つかります。

入社後に、知識や技術を身につけさせたり、企業が必要な資格のサポートをしてくれたりします。

そのため、応募時には、資格や経験がない大学中退者でも目指せる職種です。

また、ITエンジニア職は、未経験や資格なしからはじめても、高いスキルや豊富な経験を身につければ、将来、独立開業やキャリアアップができる可能性が高い職種です。

大学中退者には、就職に対して、強いこだわりや高い意識を持っている人が多いですが、ITエンジニア職は、そのような人たちの要望を満たせたり、学歴に対するコンプレックスを補える職種でもあります。

ITエンジニア職の平均年収
  • テクニカルサポート 約419万円
  • システムエンジア(SE)・プログラマ 約422万円
  • webサービスエンジニア 約429万円

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「公務員」受験資格に学歴条件がない職種が多い

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公務員は、国や地方公共団体などの職員のことで、公務員試験に合格すると働くことができます。

公務員の主な職種には、市役所職員、都道府県庁職員、警察官、消防官、税務職員、刑務官、入国警備官などがあります。

安定した雇用と給料で、昔から人気がある職業で、恵まれた福利厚生や社会的信用度が高いことも、大きな魅力です。

公務員試験の受験資格は「年齢制限」だけの職種が多いですが、年齢が高くなるとなれない公務員の種類もあるので、興味がある大学中退者は、早めにチャレンジしましょう。

また、自衛官や海上保安庁で働くことを約束に、学費無料の学校で学びながら、国家公務員として給与がもらえる「大学校」や「学校」もあります。

大学中退者の中には、中退を後悔したり、学歴にコンプレックスを持っている人が多いです。

「大学校」や「学校」に通い卒業できれば、こういった思いを軽減できます。

公務員、大学校、学校については、

大学中退後は、公務員にも就職できる!

で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

公務員の平均年収(一般行政職の場合)
  • 地方公務員 約592万円
  • 国家公務員 約667万円

「事務職」女性の大学中退者に人気

「事務職」女性の大学中退者に人気のアイキャッチ画像

事務職は、どの世代の女性からも人気No.1の職種です。

事務職の主な職種には、一般事務、営業事務、医療事務、経理、受付、秘書などがあります。

人気の秘密は、

  • 座ってできる定型仕事
  • 残業がほとんどなく、定時退社
  • 求人数が豊富
  • 未経験者OK
  • 求人条件は「パソコンの基本操作」のみ

というような、働きやすさと応募のしやすさにあります。

そのため、どの企業も事務職の競争倍率は高く、経験者や資格を持っている人が採用されやすくなっています

また、パートやアルバイトなどの非正規社員を雇用したり、パソコン作業で事務業務が簡略化されたりと、事務職はコストカットの対象になりやすいので、正社員での就職は難しくなっています

それでも事務職に就職したい人は、他の職種でも応用が利く「MOS」「簿記」「秘書検定」などの資格取得を検討するとよいでしょう。

事務職の平均年収
  • 一般事務 約327万円
  • 医療事務 約284万円
  • 秘書/受付 約333万円

「サービス職」大学中退者が1番多く就職している

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サービス職は、大学中退者が最も多く就職している職種です。

サービス職の主な職種には、ホテルスタッフ、飲食店スタッフ、娯楽施設スタッフ、エステティシャン、介護職員、添乗員などがあります。

飲食や衛生、医療・福祉、娯楽など、生活に関するあらゆるものにサービス業があるので、幅広い業種から就職先を選べます。

サービス職は、利用者にサービスを提供する仕事なので、細やかな気配りや対応力が必要です。

そのため、企業の採用選考では、人物重視で評価される傾向が強いので、学歴や資格、経験、年齢を問われることが少なく、入社後に必要な資格を取得することも可能です。

サービス職は、おしゃれな仕事が多いので就職希望者が多いですが、離職者も多い職種です。

早期離職しないためには、自分のやりたいことや興味がある業種の企業をいくつか調べたうえで、就職先を決めることが大事です。

サービス職の平均年収
  • フロント業務(宿泊施設・ホテル) 約297万円
  • ホール・サービススタッフ 約294万円
  • 旅行手配・ツアーコンダクター 約315万円

サービス職に強い求人・就職支援サイト

「販売職」大学中退者が2番目に多く就職している

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販売職は、大学中退者が多く就職している職種です。

販売職の主な職種には、家電販売員、携帯ショップ店員、アパレル販売員、スーパー販売員、百貨店販売員などがあります。

来店したお客様に、自社の商品を勧めて販売する仕事なので、接客業に抵抗のない人や、人との会話を楽しめる人に向いています。

求人の募集要項では、学歴や職歴、年齢を問われることがほとんどないので、未経験者でもチャレンジしやすく、自分の好きな商品に関わる就職先を選ぶ人が多いです。

未経験者からはじめても、販売だけでなく、

  • 自分の売り場を管理する
  • 商品の企画に参加する
  • 自分の勧める商品が店頭に並ぶ

といったチャンスもあります。

しかし、立ち仕事が多かったり、理不尽なクレームの対応や不規則な勤務日時などを苦痛に感じる人もいるので、接客にやりがいを感じない人には続かない職業です。

販売職の平均年収
  • 店長・販売スタッフ 約328万円
  • 百貨店販売員 約320万円

販売職に強い求人・就職支援サイト

「生産工程職」モノづくりにたずさわれる

「生産工程職」モノづくりにたずさわれるのアイキャッチ画像

生産工程職は、製造業界でモノづくりの仕事をする職種です。

生産工程職の主な職種には、食品製造工、化学製品検査工、金属検査工、機械組立工、自動車組立工などがあります。

オートメーション化された工場が多く、マニュアルに従って、製品の製造・加工・組立・検査など、一連の作業を行います。

肉体労働が多いですが、未経験者でもすぐにできる仕事が多いので、求人の募集要項に厳しい条件はなく、アルバイトやパートなどの非正規社員も多く雇用されています。

正社員の場合は、入社後に資格を取得したり、手に職をつけたりと、将来、現場の責任者や技術者として活躍できます。

働いているのは大半が男性で、華やかなイメージがない職種ですが、中小企業から大手企業や外資系のグループ会社まで、幅広い業種や職種の求人募集が数多くあります

生産工程職の平均年収
  • 機械・金属加工 約382万円
  • 生産管理 約474万円
  • 品質管理/品質保証 約471万円

生産工程職職に強い求人・就職支援サイト

6. 大学中退をした女性は就職や結婚で不利になる?

ここまで、男女関係なくおすすめの職種を紹介してきましたが、女性は結婚や出産を機に仕事を辞める人も多いため、「数年後結婚するなら正社員にこだわる必要はないのかな?」と考える人も少なくありません。

しかし、大学中退した女性が非正規雇用で働くと、結婚できる可能性が低くなったり、結婚時に相手の親からよく思われないこともあります。

また、年々、会社員の手取り年収が下がっていることから、男性一人で家族を養うことが難しくなってきていることを踏まえても、女性も正社員を目指すことをおすすめします。

以下の記事では、大学中退女性が就職や結婚で不利になる理由と対策、就職活動方法、おすすめの職種など、大学中退女性の今後に役立つ内容を詳しく解説しています。

大学中退したけど今後が不安な女性や、大学中退するか悩んでいる女性は是非参考にしてください。

大学中退女性のその後は幸せになれる?9つの進路と就職活動方法、結婚への影響を解説大学中退女性のその後は幸せになれる?9つの進路と就職活動方法、結婚への影響を解説

7. 大学中退後に就職した先輩の体験談30件

大学中退後に就職した30名の先輩に、就職活動の体験談を作成してもらいました。

  • 就職するまでに採用選考に参加した企業数
  • 大学中退後の就職活動で困難に感じたこと
  • これから就職活動をする大学中退者向けのアドバイス

など、10個の質問に答えてもらっています。

これらの体験談を知ることで事前に対策できることがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

大学中退後に就職した先輩の体験談30件の画像大学中退後に就職した先輩の体験談30件

8. 大学中退者の履歴書作成方法

大学中退者の履歴書作成方法のイメージ画像

大学中退者が履歴書を作成する際に、もっとも注意が必要なのが学歴欄。

履歴書の学歴欄には、必ず大学中退まで記入しましょう。

大学中退者の学歴は、以下のような形式で記入するとよいです。

大学中退学歴の履歴書記載例

「大学中退をした理由」は、前向きな理由や仕方がない理由で中退した場合には、履歴書に記入するとよいでしょう。

採用担当者は、大学中退者に「大学に通うことを途中で投げ出した人」というようなマイナスのイメージを持っているので、前向きな理由などを書くことで、そのようなイメージがつくのを避けられます

前向きな理由や仕方がない理由は、以下のように記入します。

英語習得を目的とした留学のため大学中退した場合の履歴書記入例

家庭の経済的な理由により大学中退した場合の履歴書記入例

病気が理由で大学中退した場合の履歴書記入例

留学をした場合は、留学先の国、大学名、滞在期間、取得した資格などを書いて、留学先で遊んでいたのではなくしっかりと勉強していたことをアピールできます。

また、病気をした場合は、完治していてもしていなくても、

「息の切れるような激しい運動は医師から止められています。通常のデスクワークに支障はありません。」

など現在の状況を明記しておきましょう。

もし、中退理由がマイナスの印象を抱かせる場合は、履歴書に書かずに、面接で事情を説明したほうが誤解を生まず理解してもらえます。

大学中退者の履歴書の書き方については、以下の記事で履歴書の見本や例文を見せながら解説しているので、参考にしてください。

【見本あり】大学中退者の履歴書の書き方を徹底解説!の画像【見本あり】大学中退者の履歴書の書き方を徹底解説!

9. まとめ

大学中退をすると就職活動が厳しくなるのは事実ですが、説得力のある大学中退理由や志望動機を準備して就職活動を行えば、正社員になることは難しくありません。

まずは大学中退を振り返り、「あの時は中退するしかなかった」「中退という失敗をしたから成長できた」など、自分の中で大学中退を受け入れることから始めましょう。

また、就職支援サイトやハローワークなど様々なサービスを利用して、一人で悩まずに効率よく就職活動を行いましょう。

大学中退者に人気の就職サイトランキング

大学中退者が使っている就職サイトを、ランキング形式で紹介しています。
※ランキング調査期間:2020年1月31日~2021年1月31日

大学中退者に人気の就職サイトランキング

第1位
ジェイック(JAIC)
ジェイック(JAIC)は、大学中退者向けの、研修付きの就職支援サイトです。

大学中退者のために組まれた特別研修プログラムを受講して、中退というコンプレックスを乗り越えて正社員就職を実現できます。
第2位
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。

様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。
第1位
ハタラクティブ
ハタラクティブは、フリーターや大学中退者向けの就職支援サイトです。

まだ新しい就職支援サイトですが、求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。

大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。

大学中退者におすすめの就職サイト9選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職サイト9選

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人気の就職支援サイトを取材しました。気になる疑問やサービス内容、利用方法などについて詳しく聞いています。利用者の口コミや評判も紹介しているので、参考にしてください。

株式会社ジェイック大阪支店の矢野誠一郎さん株式会社ジェイック大阪支店の矢野誠一郎さん ジェイック大阪支店の支店長をしている矢野さんに取材しました。ジェイックのサービス内容について詳しく聞いてきたので、参考にしてください。
就職支援を行うジェイックを取材しました。評判や口コミも紹介

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就職支援を行うハタラクティブを取材しました。評判や口コミも紹介

株式会社UZUZ大阪オフィスの吉内冬実さん株式会社UZUZ大阪オフィスの吉内冬実さん UZUZでキャリアアドバイザーをしている吉内さんに取材をしました。ご自身の就職活動で苦労した経験を元にしたアドバイスや就職支援サービス内容について詳しく聞きました。
就職支援を行うUZUZ(ウズウズ)を取材しました。評判や口コミも紹介

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