大学を休学した人の就職活動方法

就職に有利・不利な休学の理由

就職活動をする際には、休学をした理由が評価に大きな影響を及ぼす可能性があります。

休学の理由によっては、休学をしていない場合に比べて有利になったり、逆に不利になる場合もあります。

休学理由にはどういったものがあり、それぞれの休学理由は就職活動でどのように評価されるのかについて、まず見ていきましょう。

休学をした人の、理由別の割合

以下の図は、休学をした人の理由別の割合を示しています。

休学理由別の割合。経済的理由15.5%、海外留学15.0%、病気・ケガ14.6%、学業不振4.4%、学校生活不適応3.0%、その他47.6%。
出典:学生の中途退学や休学等の状況について

図からも分かるように、以下の順で休学をする人が多いことが分かります。

  1. 経済的理由
  2. 海外留学
  3. 病気・けが
  4. 学業不振
  5. 学校生活不適応

休学理由別の、就職活動での評価

上で示した休学理由を、就職活動で有利な順に並べ変えると次のようになります。

  1. 海外留学
  2. 経済的理由
  3. 病気・けが
  4. 学業不振
  5. 学校生活不適応

それぞれの休学理由の、就職活動での評価のされ方をさらに詳しく見ていきましょう。

海外留学
海外留学のために休学をした場合は、留学していない人よりも、就職活動で有利になることが多いです。

休学をすることで、就職活動シーズンを逃すといったことさえなければ、不利になることはないので、就職活動でアピール材料として利用していくとよいでしょう。
経済的理由
経済的理由の場合は、それが一時的な休学で、すぐに復帰しているといったケースでは、就職活動で不利にはなりません。

ただし、長期的に休学して年齢が高くなっていたり、休学後に中退した場合には不利になる可能性があります。
病気・けが
病気・けがの場合は、一時的なものであり、仕事をするのに影響がなければ、それほど就職活動に影響することはありません。

しかし、鬱病を患っていたり、後遺症が残るケガなどをしていると、就職活動で不利になる可能性があります。
学業不振・学校生活不適応
学業不振や学校生活不適応の場合は、就職活動ではやはり不利になります。

こういった理由の場合は、休学理由をどういった形で説明するのか、あらかじめ考えて対策をしておく必要があります。

履歴書に、休学について書く方法

履歴書で休学について書く場合には、

  • 「休学について書くか、書かないか」
  • 「理由を書くか、書かないか」

を決める必要があります。

例えば、休学はしたものの4年で卒業できたといった場合は、休学について書かなくても問題にはなりません。

こういった場合は、休学理由をアピールに使う場合以外は、大学入学と大学卒業した学歴だけを書いておくとよいでしょう。

  • ~年~月 ~大学~学部~学科入学
  • ~年~月 ~大学~学部~学科卒業

卒業するのに4年以上かかった場合は、休学については必ず書いておきましょう。

休学について書かなければ面接官には分からない思う人もいますが、面接は3度ほどあり、その度に違う担当者からチェックされるので、学歴が4年以上になっているとまず気づかれるので書いておきましょう。

  • ~年~月 ~大学~学部~学科入学
  •  ~年~月から~年~月まで~の理由で休学
  • ~年~月 ~大学~学部~学科卒業

ここで休学理由を書くのか書かないのかは、本人の選択でよいですが、面接では休学理由について必ず聞かれるので、書いておくとよいでしょう。

面接で、休学理由を伝える方法

休学をした人が最も悩むことが多いのは、面接での休学理由の説明です。

履歴書に休学理由を書いていたとしても、面接で必ず休学理由について再度確認されることになります。

留学が休学理由であればアピールに利用すれとよいですが、不利になる可能性のある休学理由であれば説明は難しくなります。

そこで、以下に休学理由別の回答例を紹介しておきますので、参考にしてみてください。

休学理由が留学の場合の面接回答例

面接官
面接官のアイキャッチ画像

履歴書に休学をして留学をしたと書いていますが、どういった経験をされましたか。

応募者
応募者のアイキャッチ画像

大学2年に半年間、カナダのバンクーバーに留学をしました。
語学力を高めるために留学をしましたが、語学力よりも文化の違う人たちとの交流を通して、積極性が身に付いたり世の中を見る視野が広がったのがよかったです。
元の大学に復帰後は、留学前よりも積極的に勉強に取り組めたように思います。

休学理由が経済的理由の場合の面接回答例

面接官
面接官のアイキャッチ画像

履歴書に経済的理由で休学をしたと書かれていますが、詳しく説明してもらってもよいですか。

応募者
応募者のアイキャッチ画像

家庭の事情で、大学に通う費用を払うのが厳しくなり一時的に休学をしました。
半年ほどで学費の工面ができたので、再度通い出して無事卒業できました。

休学理由が病気・けがの場合の面接回答例

面接官
面接官のアイキャッチ画像

履歴書にけがをして休学をしたと書かれてしましたが、就労には影響はありませんか。

応募者
応募者のアイキャッチ画像

大学に自転車で通学していたのですが、通学途中で事故にあい、大学に通うのが難しくなり休学をしました。
けがは順調に回復して、半年後には大学に通うことができるようになり、無事卒業をすることもできました。
今現在は、半年に一回病院で検査は受けていますが、仕事をすることに問題はないとお医者さんからもいわれています。

休学理由が学業不振の場合の面接回答例

面接官
面接官のアイキャッチ画像

履歴書に学業不振で休学をしたとありますが、学業不振で休学をするに至った経緯を説明してもらってもよいですか。

応募者
応募者のアイキャッチ画像

大学での勉強に中々ついていけず、2年に進級する際に単位が足りずに留年をすることになりました。
そのまま通うことも考えたのですが、一度休学をして再度進路について考えることにしました。
休学をした結果、やはり大学に通うことが大事だと思い、復帰後は勉強を熱心に取り組み無事進級をして卒業をすることもできました。

休学理由が学校生活不適応の場合の面接回答例

面接官
面接官のアイキャッチ画像

履歴書に休学をしたと書かれていますが、休学理由はどういったことなのですか。

応募者
応募者のアイキャッチ画像

入学後には大学に楽しく通っていたのですが、ちょっとしたことが原因で友人との関係が上手くいかなくなり、一度休学をすることにしました。
中退をすることも考えたのですが、努力して合格した大学を辞めるのはもったいないと思い、復学しました。
復学後は、一つ下の学年の友人ができて、卒業まで勉強を続けることができました。

休学経験がある人が、求人情報を探す方法

休学経験がある人も、今現在大学3年や4年といった人の場合は、周りにいる新卒の人と同じように就職活動を行えばよいでしょう。

大学の就職課で求人を探すこともできますし、新卒者が利用している、リクナビやマイナビなどの求人サイトを利用して求人を探すこともできます。

就職活動を行っている新卒者と情報交換をするなど協力しながら、就職活動をすすめていくとよいでしょう。

しかし、休学経験があり既に卒業している人の場合は、就職課が利用できないですし、新卒者を対象としたリクナビやマイナビは利用できても採用されるのが難しい場合が多いです。

そういった場合は、転職求人情報サイトを利用したり、若者向けの人材紹介会社を利用するとよいです。

リクナビの転職者向け求人サイトに「リクナビNEXT」があります。

リクナビNEXTは、フリーターや大学中退者なども利用して内定を得ているので、休学経験があって卒業している人も採用される可能性は高いです。

また、どうしても就職活動をするのに不安があるという場合は、「JAICセカンドカレッジ」という若者の就職活動支援を行っている人材紹介会社を利用するとよいでしょう。

JAICセカンドカレッジでは、就職活動方法を詳しく教えてくれるので、休学経験の伝え方なども、それぞれの人に合わせた方法を教えてくれます。

この二つのサービスも活用して、内定を得てもらえればと思います。

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