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自己分析の意味とやり方、使い方

最終更新日:2023年6月19日

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自分に合ったよい企業に就職するためには、自己分析を行う必要があります。

しかし、自己分析の役割や有効性を知らないために、行わない人も多いのが現実です。

そこでここでは、自己分析をする意味、自己分析の方法、自己分析の結果の活用方法について、詳しく解説します。

1. 自己分析をする意味

1-1. 企業とのミスマッチを防ぐ

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自己分析の第一の目的は、企業とのミスマッチを防ぐことにあります。

就職をしても、中卒55%、高卒36.9%、大卒31.2%の人が3年以内に辞めています。(※)

このような早期に辞職した人には、企業とのミスマッチを辞職理由に上げる人が多いです。

企業とのミスマッチを避けるのは難しい面もありますが、自己分析をしっかり行うことで防ぐことができる場合があります。

自己分析を行うと、「どのようなことに興味があるのか、どのようなことをやりたいのか、どのようなことができるのか」などについて知ることができます。

このようなことを知らないまま求人を探しはじめると、求人を選ぶ基準がないので、闇雲に求人を探すことになり、自分に合わない企業に就職してしまう可能性があります

一方、興味ややりたいことなどを特定してから、求人を探し始めれば、自らの性格や興味に合った企業に内定をもらえる可能性が高くなります

※厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」2022年10月22日

1-2. 自己PRや志望動機に利用できる

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自己分析を行えば、興味や関心といったこと以外に、自らの長所や短所も知ることができます

履歴書や面接で自己PRや志望動機を伝える際には、自己分析を通してわかった興味や関心・長所などを利用することができます。

「自己PRや志望動機なら必要になった時に考えればいいや」と思う人もいます。

しかし、採用担当者にしっかり自分らしさを伝えるためには、事前に自己分析を行って自分を深く掘り下げておかないと難しいことが多いです。

最新の自己分析ツールでは、おすすめの職種や業界を紹介するだけでなく、これまでの経験や学んできたことについてまとめさせ、履歴書作成や面接などに活かすことができるようになっているものが増えています。

このような自己分析ツールを利用すれば、興味・関心・長所などを伝える際のエピソードとして、まとめたことをそのまま使えるので便利です。

1-3. 自分に欠けている仕事で必要なスキルがわかる

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自己分析を行い、適性のある職業や自分の長所・短所がわかったとしても、それだけですぐにその職種で働けるわけではありません。

しかし、自己分析を行った後に業界・職種研究を行えば、その職業で働くためには、どのようなスキルが自分に欠けているのかがわかります

そのような知識があれば、採用される前に努力して身につけたり、採用された後でも早い段階からそのスキルを身につけるための努力を行うことができます

2. 自己分析の方法

2-1. 自分で振り返る

自分で振り返るのアイキャッチ画像

自己分析の方法として、自分自身でこれまでの経験を振り返る方法も有効です。

頭の中で何となく「自分は我慢強い性格だな」「〜の職種に興味がある」などと考えるのではなく、ノートにまとめていくことでより深い自己分析ができます

自己PRに利用するための自己分析をする際には、「行動」に注目することが大事です。

まずは、時系列形式で、これまでの学生時代に、

  • どのような場面・イベントで
  • どのような行動をしてきたか

をノートに書いていきます。

そして、それらの行動から、自らの長所や短所を導くようにすれば、感覚で何となく考えついた性格ではなく、行動に基づいた自らの性格を導き出すことができます

行動に基づいた長所などを自己PRとしてアピールすれば、「こういう性格だと思う」というような感覚的なPRに比べて説得力が高くなります

社会に出てからも、どのような行動ができるかということが重視されるので、行動に基づいた長所をアピールすれば評価も高くなります。

これまでの行動を振り返ると、思った以上に短所が多くて驚く人もいるかもしれませんが、そこではじめて短所に気づけたということでもあるので、これから直していくこともできるでしょう。

職種や業界への興味や関心について自己分析する際には、これまでの経験を振り返って、

  • どのようなことが楽しかったのか
  • どのようなことは嫌いなのか
  • 働きたいと思っている職種
  • なぜその職種で働きたいのか
  • 働きたくない職種
  • なぜその職種で働きたくないのか

などについて考えて、ノートにまとめるとよいです。

そのような興味や関心から、適正のある職種を導き出していくことができます。

ただし、適正のある職種を自ら導き出すのは難しい場合も多いので、職業適性検査なども組み合わせて行うとよいでしょう。

2-2. 自己分析ツールを利用する

自己分析ツールを利用するのアイキャッチ画像

自己分析ツールは、就職エージェントやハローワークで行われる就職活動のセミナーなどで利用できます。

それ以外にも、本で自己分析できるものもあるので、一度本屋に行って探してみるのもよいでしょう。

どちらの場合でも、選択式で当てはまるものに○をするような自己分析ツールよりは、文章としてまとめさせる形式の自己分析ツールを使うほうがよいです。

前者のほうが回答が楽ですが、向いている職種や長所を提示してもらっても、その場で納得するだけで終わる人が多いからです。

就職活動の履歴書作成や面接で自己分析結果は利用する必要があるので、自分で考えながら文章にまとめておくと後々利用しやすいです。

2-3. 親や友人に聞いてみる

親や友人に聞いてみるのアイキャッチ画像

親や身近な友人に自らの長所や短所、性格について聞いてみるのも有効です。

自分がどのような性格だと思うかを、口頭で答えてもらうだけでもよいですが、一度文章にして書いてもらうとより効果的です。

口頭だけだと思いつきの印象しか述べてもらえない場合もありますが、文章にするとなると、「どういう理由でそう思うのか」という深い部分まで教えてもらえる可能性が高いからです。

手間がかかるのでお願いするのが難しいかもしれませんが、協力してくれそうならぜひ文章にまとめてもらいましょう。

3. まとめ

自己分析を面倒に感じて、ツールを使って適正のある職種を知るだけで満足してしまう人も多いです。

しかし、自らの性格や行動、興味について深く知っておくと、就職活動だけでなく、就職してからも活かすことができるので、手間を惜しまずぜひここで紹介したことを実践してみてください。

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記事の監修者

岸 憲太郎

・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業

人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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