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親と良い関係を続けたまま、大学中退について相談する方法

最終更新日:2018年7月20日

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親に大学中退をすることを伝える際に、衝突してしまい、親子の仲が悪くなるケースがたくさんあります。

一方で、親としっかり相談をしてから大学を辞めて、中退後の進路選択も、親と相談しながらスムーズに進んでいく人もいます。

ここでは、親と良い関係を続けたまま、大学中退について相談する方法について詳しく解説していくので参考にしてください。

1. 親に相談しなくてもよい?

親と大学中退について相談することに抵抗がある人には、「親に相談しないまま大学を辞めてしまいたい」と考える人もいます。

実際に大学中退者の中にはこういった形で辞めた人もいますが、ほとんどのケースで親との関係が悪くなっているので、できるだけ避けてください。

親に相談すると、

  • 怒られるのではないか
  • 大学中退を引き留められるのではないか
  • 自分のやりたいことを否定されるのではないか

と考えて不安を感じるのだと思います。

しかし、しっかり準備をしてから親と相談することで、親子の関係がよい状態のまま納得してもらうことができます。

このようにうまく親と相談できれば、大学以外の進路に進む際にもサポートをしてもらえるなどよいことが多いので、親には必ず相談しましょう。

2. 大学中退をしたい理由をノートを使って整理する

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大学中退について親に相談する場合、自分でもまだ心の整理ができていない段階で相談をしても、親は「どうすればよいのか分からない」という状態に陥ってしまいます。

このようなことを避けるためにも、親に相談をする前に、自分で「大学中退をしたい理由」を整理してみましょう。

まずノートを用意して、そこに大学中退したい理由を書いてみましょう。

単位が不足して、3年生になることができない。下の学年の人と学校に通うことには抵抗がある。

~君と~の際にもめてしまい、グループの中での人間関係が悪くなってしまった。なんとなく学校に行くのが嫌になっている。

学校の授業が思っていた内容と違い、勉強へのやる気がわかない。他の学校への転学をしたい。

こういった大学中退したい理由を書きだした後に、「大学にいたまま行える対策方法」がないか、自分で考えてみましょう。

下の学年の人と学校に通うことには抵抗があるが、今の友人たちとはこれからも仲良くしていけるだろう。下の学年の人にも新しい友人ができるかもしれない。とりあえず、3か月だけ我慢して通って、それで無理だったら、大学中退を考えてみよう。

~君との関係をよくするのは難しいが、受験に受かって入学できた学校を、このまま辞めてしまうのは、やはりもったいない。こちらが悪かった点を一度~君に伝えて謝ってみよう。それでダメなら大学中退を考えてみよう。

今の学校で学べることで、自分が将来働きたい職種で役立つ授業はないだろうか?調べてみて、コース変更や転部などを考えた後で、大学中退を考えよう。

このようにノートに書きだすことによって、頭の中だけで考えていたことが整理されるだけでなく、自分だけでも対策方法を考えられるようになります。

このような作業を通して、書きだした対策方法から、問題を解決できてしまう人もいるかもしれません。

しかし、そのような場合であっても、ノートを見せながら親と相談することで、客観的な立場からアドバイスをもらえて新たな対策方法に気づくことができる場合があるので、一度は親に相談をしてみるとよいでしょう。

3. 親と相談するための環境を整える

親と相談をする場合、相談をする場所や時間など、環境を整えることが重要です。

環境について配慮せずに相談をすると、親が忙しい時間だった場合などには、

「大学中退なんて言ってないで、まじめに大学に行きなさい」

と、勢いだけで返事をされてしまう可能性があります。

こういった対応をされると、「親に相談をしてもだめだ」と考えてしまい、自分一人で悩む人もいるので注意が必要です。

相談をする際に重要になるのが、

  • 場所
  • 時間
  • 雰囲気

です。

場所
親に相談をする場合、キッチンなどでなんとなく相談をするのは避けたほうがよいです。

キッチンで調理をしている最中に相談をされると、簡単に返事をすることしかできない場合があるからです。

そのようなことを避けるためにも、「少し相談をしたいことがあるんだけど、いい?」と言って、リビングの食卓テーブルやソファで相談をするとよいでしょう。

食卓テーブルの椅子やソファに座る場合は、親子で、向かい合って座るのではなく、横に座るか、斜めに座るようにしましょう。

向かい合って座ると、緊張感が出てしまい、対立しやすいという傾向があるからです。

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横や斜めに座ったほうが、リラックスして、なごやかに相談をすることができます。

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一人暮らしをして大学に通っている人には、電話で相談をする人もいますが、なるべく実際に会って相談をしたほうがよいです。

表情から真剣度が伝わったり、物理的な距離を縮めることで、より親身に相談に乗ってもらえるからです。
時間
朝や夕方など、忙しい時間帯には相談をしないほうがよいです。

10時前後から15時くらいの時間帯が、親が少し時間に余裕を持っている可能性が高いので、この時間帯に相談をするとよいでしょう。

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相談をはじめると、1時間、2時間、話し込んでしまう場合があるので、それくらいの時間を確保できる時間帯を選ぶようにしましょう。

時間に余裕があるといっても、夜遅くに相談をするのは避けましょう。

夜は、疲れていたり、思考能力が落ちているので、問題をより深刻に受け止めてしまったり、よい解決方法が思いつかないからです。
雰囲気
前日に親とけんかをした翌日に、大学中退について相談をしたとしても、よい相談ができることはないでしょう。

よい相談をするには、相談前の、相談相手との関係性が重要になってきます。

よい関係性を築いていれば、相談にしっかり乗ってもらえるはずですから、日ごろからよい親子関係を築いておくことが大事です。

とはいっても、急に親子関係をよくすることが難しい場合もあるので、相談をする日や時間を、親の機嫌がよい時にすると、よい雰囲気で相談に乗ってもらえるはずです。

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4. 親に大学中退をしたい理由を伝える

大学中退をしたいからといって、

「大学中退をしたい」

とストレートに伝えると、親も驚いてしまいます。

大学中退をしたいという思いが強かったとしても、まずは、大学中退をしたい理由を伝えて、「一緒に解決方法がないか考えてみる」という考えで、相談に臨むとよいでしょう。

上で紹介した、大学中退理由のノートを用意したのでしたら、それを見せながら、「自分でも解決方法がないか考えてみた」と伝えれば、子供が本気で悩んでいるということが親も理解できるはずです。

ノートがない場合には、

「大学で~の問題があって、大学に行くのが難しいのだけど、相談にのってもらえない?」

「~をしたいと思っているんだけど、大学では学べないので、他の大学への転学を考えている」

といった形で、理由を先に述べた上で、大学中退も考えていると伝えると解決策を一緒に考えてくれるはずです。

5. 大学中退をしたい理由について、親と解決策を一緒に考える

大学中退をしたい理由について、解決策を親と一緒に考えるのアイキャッチ画像

相談をするのは、あくまで「問題を解決するため」なので、大学中退は、問題を解決するための選択肢の一つと考えておきましょう。

その他の方法がないかについても、親子でよく相談をして、一つ一つの解決方法についてメリット・デメリットについて考えてみましょう

そして、解決方法の中から、よいと思った方法を選びましょう。

注意したいのは、いくつか解決方法を提示されると「親が言っていた方法」をつい選んでしまう人がいます。

しかし、こういった形で選んでしまうと、後々、失敗したり辛いことがあった際に「親が言っていたから」といった言い訳をしてしまい、頑張らなければならないところで頑張れなくなります

ですので、親子でしっかり相談をして、解決策をいくつか見つけることができた場合でも、最後は自分の気持ちや、したいと思っていることを優先して、解決策を選ぶとよいでしょう。

実際に親子で相談をした人にも、最終的に自分の気持ちを大事にして進路を選んだ人のほうが、覚悟ができているので、次のやるべきことに前向きに取り組んでいる人が多いように思います。

6. 親が納得してくれない場合どうすればよいか

相談をした結果、自分の中の結論が「大学中退をする」など、親の思っていた進路とは違う結果になった場合、親がその選択を認めてくれない場合があります。

こういった場合は、少し時間をおいてみるのもよい方法です。

親の想定とは違う結果になった場合、親も心の整理がすぐにはできないからです。

相談をした結果出た結論なので、親もその選択を認めてあげたいという思いはあるかもしれませんが、一般的な選択とは違う進路を、すぐに認めることができないというのは人情でもあります。

ですので、少し時間を空けることで、親の気持ちが整理されるのを待ってみましょう。

その間に、自分は、進む道が決まったわけですから、その進路を進むことで、「どのような、よいことがあるのか」「どのような、困難があるのか』よく調べて考えてみましょう。

できるならば、その調べたことをノートにまとめてみましょう。

例えば、大学中退をするという結論に達した場合、親が抱く不安には、

  • 大学中退をして、しっかり次の進路で頑張れるのか
  • 将来、就職ができるのか

といったものがあるので、そのような親の不安を解消できる答えも準備しておくとよいでしょう。

そして、親の気持ちが落ち着いたり、整理されたタイミングで、再度、その進路を選ぶことについて相談をしてみましょう。

このタイミングで、すぐに親の合意が得られる場合もあるかもしれませんが、まだ難しい場合は、先ほどのノートを参考に、選んだ進路を選ぶことでよいことや、困難なことがあっても頑張れることを伝え、親の不安についても解消してあげましょう。

ここまでしてあげれば、親も次の進路に進むことを応援してくれる可能性は高いはずです。

中には、これだけしても認めてくれない場合もありますが、親の思っている進路とは違う進路を選んだとしても、後になって子供が満足している姿を見ると、親もこれでよかったのだと納得してくれるケースも多いです。

7. まとめ

ここまで親との関係性を崩さずに、大学中退について相談をする方法について紹介しました。

少し難しく感じた人もいるかもしれませんが、ノートに素直な自分の気持ちを書いて、親と一緒に解決方法を考えればよい相談ができるはずです。

しかし、最後の決断は自分ですることが大事ですので、そこは忘れないようにしてください。

そして、親の気持ちにも配慮をしてあげて、不安に思っていることを解消してあげられればベストです。

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