大学中退者2018年1月~3月の就職活動対策

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新しい年を迎えて、大学中退者の中にも本格的に就職活動に取り組もうと考えている人は多いのではないでしょうか。

今は、多くの企業で、人材不足が深刻な状況にあるので、就職活動をする側にとっては、これ以上ないよい環境にあります。

1月から3月の間に内定がもらえれば、4月から新卒者と一緒に新入社員研修を受けて働きだすことができる可能性が高いので、就職活動を行うタイミングとしてもよいといえます。

それでは、2018年1月から3月の、大学中退者の就職活動環境や就職活動方法について見ていきましょう。

大学中退者は、新卒採用をあきらめた企業にチャンスあり

上でも書いたように、今現在、企業の人材不足は深刻になっています。

新卒採用においても、企業は採用を熱心に行っているのですが、新卒者の争奪戦のような状況になっています。

そんな中でも、新卒採用に関する統計結果が、国や企業から公表されているのですが、最近ではこういった統計結果に驚くような結果が出てきています

以下のグラフは、大学、新卒者の就職志望者に、就職活動実施率に関してアンケートを取った結果ですが、12月1日時点では6.6%の人しか就職活動を行っていないことが分かります。

就職志望者における就職活動を実施率の推移。2017年卒業新卒者、12月1日時点、6.9%。2018年卒業新卒者、12月1日時点、6.6%。
出典:就職プロセス調査(2018年卒)

去年も人材不足が深刻と言われていたのですが、それ以上のペースで就職先を決めて、就職活動を止めてしまっている新卒者が多いことが分かります。

企業は、4月の入社日までは採用選考を行い続けるはずですが、もはや残された新卒者は数が少ない状況にあります。

そして、もう一つ、内定辞退をした人の割合についてのアンケートの結果を見ると、企業がいかに採用に苦戦しているのかが分かります。

以下のグラフは、大学新卒者の内、内定辞退をした人の割合なのですが、12月1日時点で65.7%におよぶ人が内定辞退を経験しています。

就職内定取得者における内定辞退率。2017年卒業新卒者、12月1日時点、60.8%。2018年卒業新卒者、12月1日時点、65.7%。
出典:就職プロセス調査(2018年卒)

企業が内定を出したとしても、65%ほどの人からは内定を断られてしまっているということになります。

新卒者が有利な状況にあるので、複数の内定をもらう人が増えており、12月1日時点で、新卒者一人につき平均2.51社から内定をもらっています。

こういった状況にあるので、内定辞退をする人が増えています。

このように、新卒者の採用には、企業が苦戦していることが統計結果に出ています。

しかし、企業は採用に苦戦しているとはいえ、人材が必要なのは間違いなく、そういった企業が新卒者以外の採用も積極的に行う傾向にあります。

そのような企業からは、大学中退者も採用される可能性がかなり高くなっているので、大学中退者にもチャンスが広がってきています。

業界別の人材不足の状況

業界別の人材不足の状況のアイキャッチ画像ここまで見てきたように企業の人材不足が広がっているのですが、業界によって人材不足の深刻度は違います

人材不足が深刻な業界を狙って就職活動を行えば、内定をもらえる確率が飛躍的にあがるので、ここで紹介していきます。

以下の表は、業界ごとの人材不足状況を表しているので、まずはこちらをチェックしてみてください。

数値を求める計算式は、少し複雑になるので説明は省略しますが、マイナスの数値が高いほど人材不足が深刻な業界ということを表しています。(上の数値は予測値、下の数値が実績)

表が少し分かりづらいので、表の下に人材不足が深刻な業界をランキングにして表示しているので、そちらもチェックしてみて下さい。

雇用人員判断D.I.の表。
出典:短 観( 業 種 別 計 数 )─ 2017年12月 ─

人材が十分にいる場合は、数値がプラスになるのですが、そういった業界は一つもないことが分かります。

上のグラフの業界を、人材不足が深刻な順に20位まで並べると、以下のようになります。(全産業以外の業界分類をランキングしています)

人材不足が深刻な業界ランキング(2017年12月時点)

  • 1位 宿泊・飲食サービス -62
  • 2位 運輸・郵便 -47
  • 3位 建設 -46
  • 4位 対個人サービス -45
  • 5位 対事業所サービス -44
  • 5位 鉄鋼 -44
  • 7位 情報サービス -38
  • 8位 物品賃貸 -36
  • 8位 非製造業 -36
  • 10位 小売り -35
  • 11位 食料品 -32
  • 12位 通信 -30
  • 12位 金属製品 -30
  • 14位 情報通信 -29
  • 15位 生産用機械 -28
  • 15位 はん用機械 -28
  • 17位 卸・小売り -27
  • 17位 不動産・物品賃貸 -27
  • 19位 はん用・生産用・業務用機械 -26
  • 20位 加工業種 -24
宿泊・飲食サービス
業界の中でも、宿泊業や飲食サービス業の人材不足が、もっとも深刻なことが分かります。

飲食サービス業は、チェーン店を全国展開する際などに大量の求人が出されるので、求人数が豊富にあります。

労働時間が長いというイメージがあったり、給料も比較的安い傾向にあるので、就職しやすい今の環境では他の業界に人が流れて人材不足になっているようです。

しかし、大変な業界ではあるものの、店長になって成績を出せれば、よい待遇を得られますし、お客さんの反応をダイレクトに受け取れるなど、やりがいのある仕事でもあります。

今現在、最も就職しやすい業界と考えることもできるので、興味がある人はチャレンジしてみるとよいでしょう。
運輸・郵便
2位は、運輸・郵便がランクインしています。

肉体労働で大変というイメージがあることで人が集まりにくいということもありますが、インターネット販売が増える中で、宅配物や郵便物が急増していることから、人材がまったく足りなくなっています

これからますますインターネットの取引は増えていくので、仕事が忙しくなる可能性はありますが、逆に考えると、仕事が無くなることが、この先、長い間おとずれることがないということでもあるので、長期的に働くことができる業界といえます。

未経験者を受け入れる企業も多いので、大学中退者も十分採用される可能性があります。
建設
4位は、建設業です。

建設業界は、今現在、オリンピック需要などで仕事が余るほどあると言われることもありますが、この業界も大変というイメージがあることから、人材が集まりにくいです。

しかし、採用担当者に話を聞くと、人材不足が深刻なことから、労働環境をよくしたり、待遇を改善する努力をかなりされているようです。

建設業界は、かなり景気がよいので、企業によっては破格の給料を提供するところも出てきています。

建設業界からは、営業職の求人もたくさん出ているので、建設関連の資格を持っていない人でも就職できるチャンスがあります。
情報サービス
7位は、情報サービス業です。

12位に通信がランクインするなど、IT関連の業界は、常に人材不足の状況にあります。

新しい業界であること、今現在、急成長中の業界であることから、人材が不足しています。

こういったIT業界では、未経験から技術者を育てる企業も多いので、未経験者で技術職を希望している人は狙ってみるとよいでしょう。

皆さんが、仕事を探すときには、まず職種を選んで行うことが多いはずです。

  • 営業職
  • 事務職
  • 販売職
  • プログラマ・システムエンジニア
  • 企画マーケティングなど

こういった、職種だけを見て就職活動をすることもできます。

しかし、一般的な職種は、様々な業界の中に存在するので、人材が不足している就職しやすい業界で、希望する職種の仕事を探すと、仕事が見つかりやすくなるはずです。

職種だけではなく、業界にも目を向けて就職活動に取り組んでみて下さい。

まとめ

まとめのアイキャッチ画像ここまで様々な統計結果を参考に、就職活動環境や就職活動の仕方について解説してきました。

大学中退者の就職活動は、大学中退理由を上手く伝えないといけないなど、難しい部分がありますが、間違いなく追い風が吹いて有利な環境が広がっています

就職しやすい業界を狙うなど少し工夫をすることで、さらに就職しやすくなるので、ぜひ就職活動に取り入れてみて下さい。

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