やっぱり2016年も就職活動によい環境が継続しそう
最終更新日:2017年10月4日
「大学中退者2016年1月〜3月の就職活動対策 」の中で、去年10月時点の大卒就職内定率が5年ぶりに悪化したことを伝えました。
そういったことから、今年の就職活動環境が悪くなる恐れもあったのですが、今月発表された統計データから特に問題がない事がわかりました。
今年も、人材不足や景気回復の影響から、就職活動をする人にとってはよい環境が続きそうなのです。
大卒の2015年12月時点の就職内定率が発表
2016年に大学を卒業する人たちの、2015年10月時点の就職内定率が前年よりも悪化したので、12月時点の内定率に注目が集まっていました。
12月時点でも悪い数字が出ると、景気の停滞が起こって新卒採用に影響している可能性も考えられるからです。
しかし、1月20日に発表された、2015年12月時点の就職内定率を見てみると、前年よりも高い80.4%という数字が出ました。
結局10月時点では内定率の悪化を示したのですが、12月時点では5年連続で回復が続いているという結果になりました。
やはり採用選考の開始日の変更が影響していた
これらのデータから、10月時点の内定率の悪化は、やはり去年から新卒採用の選考開始日が4月から8月に変更されたことに原因があったようです。
去年から8月に採用がスタートしたので、10月時点では、採用開始から日が経っていないので内定をもらえていない人が増えたようです。
しかし、12月になると、採用開始日からある程度時間が過ぎて、内定をもらう人が増え、結果的には前年よりも内定をもらっている人の割合が高くなりました。
つまり、今現在も就職活動をする人にとっては、就職活動がしやすい良い環境にあるのは間違いないと考えられます。
今以上に就職活動がしやすくなる可能性はあるの?
一昨年の段階で大卒の就職内定率はバブル景気のころ並みに良いとされていたのですが、今回のデータを見るとさらに良い数値が出ているので、これからも良くなるのではと考えてしまいます。
みなさんの中には、もう少し待ってから就職活動を始めればもっと簡単に内定をもらえるのではと考える人もいるかもしれません。
しかし、大卒の内定率がバブル並みで、一般の人の就職に関しても完全雇用に近い状態にあるといわれています。
完全雇用というのは、現在の賃金水準で就職を望んでいる人が皆就職できている状態のことです。
失業率が3%になると完全雇用であるといわれるのですが、2015年11月時点で3.3%です。
このように、日本の雇用環境は空前の良環境にあり、これ以上の状態を望んでも良くなる程度は知れているのではないかと思います。
変に就職活動を先延ばしするよりも、今すぐに就職活動を行うのが最も良い選択であるといえるでしょう。
まとめ
大学中退という経歴が気になる人もいるかもしれませんが、今は少子高齢化の影響もあり若い人を採用したい企業がたくさんあります。
ですので、採用選考において決して臆することなく、積極的にアピールしていきましょう。
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