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無利子の奨学金が基準を満たした人全員に貸与されるようになる!?

最終更新日:2017年10月6日

無利子の奨学金が基準を満たした人全員に貸与されるようになる!?のアイキャッチ画像2014年に行われた大学中退者への調査で、大学中退理由でもっとも多いのが経済的理由であるということが分かりました。

大学中退理由で最も多いのは、経済理由!?

この調査結果を受けて、奨学金の拡充の検討がされてきました。

その結果、平成29年度から、大学などに進学する人を対象に、基準を満たした人全員に無利子の奨学金を貸与することを目指すことが決まったようです。

無利子での奨学金は不足していた

奨学金には、無利子で受けられる第一種奨学金と、有利子で受けられる第二種奨学金があります。

どちらにも所得や学校の成績などの適用基準があるのですが、この適用基準を満たしていても用意された予算が足りずに、無利子で受けられる第一種奨学金を受けられない人がいました

平成28年時点では、2万4千人の人が無利子の奨学金を得られず、有利子の奨学金を借りるなどしています。

しかし、今回の変更により、基準を満たしていれば全員が無利子で借りられるようになります。

文部科学省は、来年度・平成29年度から、大学などに進学する人を対象とした無利子の奨学金について、世帯年収や成績の基準を満たす希望者全員に貸与することを目指すことになりました。

無利子の奨学金 基準満たす全員に貸与目指す

無利子の奨学金を借りるための基準では、学校での成績が3.5を上回っている必要があるのですが、低所得世帯の人に限って成績基準の緩和をすることも考えられているようです。

給付型奨学金制度の創設も考えられている

給付型奨学金制度の創設も考えられているのアイキャッチ画像今現在存在する奨学金のほとんどは、将来返済が必要な奨学金です。

しかし、返済に困って3か月以上滞納する人が、平成26年時点で17万人以上になっています。

奨学金は、勉強への意欲があったり能力がある学生を支援するために存在するのですが、その返済に逆に苦しめられている人がたくさんいます。

そういったことから、返済の必要のない給付型奨学金の必要が叫ばれてきましたが、平成30年の入学生から利用できるようにするようです。

給付型奨学金の導入は1億総活躍プランに盛り込まれている。文科省は2018年度の進学者からの給付開始を目指しており、年末の予算編成で、予算規模や対象人数などの結論が出る見通しだ。

給付型奨学金、「貧困の連鎖」を断ち切るために

ただし、対象者は児童養護施設の退職者や、生活保護・住民税非課税世帯の低所得者など非常に限られた人が対象とされるようです。

予算の問題などがあり、まだ幅広い層に給付型奨学金を導入することは難しいようですが、長い間求められてきたものがやっとスタートするということで、その意味は大きいといえるでしょう。

まとめ

基準を満たしながら無利子の奨学金を受給したくても受給できなかった人たち全員が、平成29年から受給できるようになります。

返済が必要ない給付型の奨学金も平成30年からスタートする予定です。

これらの施策が行われて、経済的理由で大学を中退してしまう人が少しでも減ることが期待されます。

2016年9月5日に作成

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