ハンバーガーメニューの画像

面接での「大学中退理由」と「志望動機」の伝え方

最終更新日:2018年10月23日

面接での「大学中退理由」と「志望動機」の伝え方の画像

面接での基本動作やマナーなど、基本的な面接の受け方については、「大学中退者の面接対策基本編」で理解できたと思います。

ここでは、面接での「大学中退理由」と「志望動機」の回答方法の解説と回答例文の紹介をします。

大学中退理由の説明の仕方

大学中退者の面接評価に大きな影響を与える可能性があるのが、「大学中退理由」の説明です。

大学中退理由の伝え方がよくないと、それだけで不採用になる可能性があるので、そのようなことにならないように、前もって回答内容を準備しておくとよいでしょう。

ここで、大学中退理由の回答方法と回答例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

大学中退理由を伝えるタイミング

面接では、面接室に入って着席をした後に、まず世間話をすることがあります。

世間話の間は、面接官が応募者をどのような人なのか知りたいと思っている段階ですので、マナーに気をつけながら普段通り和やかに話をすればよいです。

その次に、「自己紹介をしてください」など、面接を受ける側が自由に話すことができる指示を面接官から頂いたら、この時点で、大学中退をした理由について軽く触れておくとよいでしょう。

そうすれば、次の面接官の質問で、

大学中退をしたのは、どのような理由からですか?

というように、大学中退理由について深く質問されるので、うまく答えることができれば、面接の早い段階で大学中退者にとっての最大の問題点を解決できます。

例えば、15分間の面接時間があれば、5分以内に問題を解決し、残り10分をアピール時間に使えます

大学中退していない人に比べて不利になる「大学中退理由」について、早めに解決しておけば、それ以降は、他の応募者と対等の状態で面接に臨むことができます

大学中退理由の回答例文

大学中退理由の回答例文のアイキャッチ画像

自分の大学中退理由に対して「前向きな理由がある」と考える人もいますが、面接官が、大学を途中で辞めた人を印象よく受けとめることは基本的にありません

例えば、大学で学びたいことがなかったので中退をして就職する人でも、面接官は「採用しても『こんな仕事はしたくなかった』といって、すぐに辞めるのではないか」と考える場合が多いです。

ですので、「前向きな理由」「後ろ向きな理由」に関係なく、大学中退をした事実に関しては反省をして、「前向きに働くための努力をしている」というような話につなげるとよい印象を与えられます

先ほどの、大学で学びたいことがなくて中退した人の場合では、以下のような回答例文が考えられます。

<大学で学びたいことがなくて大学中退した人の回答例文>

大学を受験する前に詳しくカリキュラムについて調べなかったことで、大学で学びたかったこととカリキュラムに違いがあり、中退をしました。

その事に関しては、もったいないことをしたと思っています。

就職に関しては絶対に失敗したくないと考え、御社について事前によく調べ、〇〇に魅力を感じ応募させていただきました。

学校でも仕事でも、やりたいことだけができるわけではないということも大学中退を通して学びましたので、御社ではどのような事にもはじめから興味がないと思うのではなく、さまざまな事にチャレンジしたいです。

<大学で学びたいことがなくて大学中退した人の回答例文2>

上京して大学に進学しましたが、授業や研究で面白さを見いだせずに退学しました。

帰郷してからは、たまたま親戚に誘われた地域の農産物イベントにボランティアスタッフとして参加しました。

その際に、企業と農家が一体となり、企画から運営まで全て行っていることに興味を持ち、自分にできる仕事ではないかと考えるようになりました。

大学では自ら模索して学べなかったことを改め、御社では自分から積極的にアイデアを出して仕事をし、長く働ける営業マンになりたいと考えています。

というように、反省とそこから学んだことを話し、前向きな発言につなげると、面接官も「次は頑張ってくれる」と思うはずです。

また、学力不足や単位不足で中退をした人の場合は、以下のように回答できます。

<学力不足で大学中退をした人の回答例文>

大学では、○○学部に通っていたのですが、高校時代にあまり数学の勉強をしていなかったことから、大学で必要な数学の知識が足りず勉強や研究についていけなくなり中退をしました。

大学内では友人や教授の力を借りて勉強したのですが、大学内での努力だけでは後れを取り戻すことが難しく、もう少し早くから勉強をしておけばよかったと今でも少し後悔することがあります。

しかし、仕事ではすぐに辞めるようなことはしたくないと考え、自分の「したいこと」だけでなく、「できること」や適性をよく考え、さまざまな企業や職業の中から、御社で△△職として働くことを希望させていただきました。

<単位不足で大学中退をした人の回答例文>

私は、「希望の大学」ではなく「自分の学力で入れる大学」に入ってしまったため、大学のどの授業にも興味が持てませんでした。

先生にアドバイスをもらったのですが、結局アルバイトに力を入れ過ぎて単位が取れずに留年したため、退学してしまいました。

インテリアショップのアルバイトを通じて、インテリアコーディネーターの存在を知り、大学中退後は通信教育でインテリアコーディネーター資格の勉強に励みました。

一次試験は突破することができ、2次試験に向けて現在勉強中ですが、仕事では、常に目標を持って行動し、御社で活躍できる人材になりたいと考えています。

面接官は以前のあなたではなく、これからのあなたを見ているので、以前の失敗を反省して、それを糧とし、今後につなげていける人かどうかを確認します。

仕事をはじめてからも、失敗することは何度もありますが、それを糧にしていける人は成果を出しているので、そのような人を面接官は採用したいと考えます。

基本的にはこのような形で、中退理由を伝えればよいでしょう。

しかし、経済的な理由など、「自分に落ち度がなく、どうしても中退せざるをえない理由」である場合は、反省を述べずにストレートに中退理由を伝えることができます。

<経済的な理由で大学中退をした人の回答例文>

父親が病気をしてしまい、大学に通うための学費を工面するのが難しくなりました。

家庭を支えるためにも、大学に通うより、はやく社会に出て仕事をしたいと思い中退をしました。

父の看病の傍らで、仕事にすぐに役立てられるMOS資格を取得したので、資格を活かしながら、御社で向上心を持って働きたいと考えています。

<経済的な理由で大学中退をした人の回答例文2>

お付き合いしている方に子供ができたので、結婚することを決めました。

大学を辞めるか悩みましたが、家族が増えると経済的にも難しく、就職して家族を養いたい気持ちが強くなりました。

大学中退をした時点では、まだまだ御社の戦力には程遠いと思いましたので、簿記検定3級を取得し、現在は2級取得に向けて勉強しています。

このような説明であれば、中退理由に納得感がありますし、仕事への意欲も感じさせることができるので、面接官が評価を低くすることはないでしょう。

ここまで紹介した事例以外の、大学中退理由の回答例文を以下に掲載していますので、こちらも参考にしてみてください。

<海外に留学するために大学中退した人の回答例文>

大学在学中、日本語教師アシスタントプログラムでオーストラリアに留学し、仕事への考え方や文化の違いなどを知り、英語で交流する楽しさを知りました。

両親には反対されましたが、大学を退学して、本格的に語学を学ぶために、アメリカに留学しました。

大学中退したことを後悔しないために必死で勉強し、現地で小学校英語指導者資格(J-SHINE)を取得し、TOEICスコアも800点を超えることができました。

ネイティブで学んだ経験を活かし、御校で子供たちに英語の楽しさを伝えていきたいと考えています。

<自分の夢のために大学中退した人の回答例文>

親に進学を進められるまま大学に入学しましたが、やはり公務員になりたいという気持ちが捨てられず、大学を中退しました。

親には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、公務員になるために予備校に通いながら1年間集中して勉強し、地方公務員の資格を取得することができました。

大学中退で失敗した経験を反省し、入職後は、市民の立場になって何事にも自分からチャレンジしていきたいと考えています。

<祖母の介護のために大学中退した人の回答例文>

祖母が、怪我で寝たきりになってしまい、要介護になりました。

小さい頃、両親は共働きだったため、祖母が母親代わりだったこともあり、そんな祖母を助けたいと思い、大学を退学する決意をしました。

介護をしていく中で、介護の必要性を認識し、介護福祉士を目指したいと思いました。

御社でさらに経験を積み、みなさんをサポートしていきたいと考えています。

ここまで紹介した回答例文を参考にしても、面接でうまく大学中退理由を伝える自信がない人は、大学中退者向けの就職支援サービスを利用してみてください。

大学中退者向けの就職支援サービスでは、自分の大学中退理由に合った面接での回答方法を、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら考えられたり模擬面接を受けたりすることができます。

大学中退者を専門としたキャリアアドバイザーが対応してくれるので、実践的なアドバイスがもらえます。

大学中退者向け就職支援サービスは、以下の記事で紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

recruitment-website.jpgのサムネイル画像大学中退者が使っている求人サイト一覧

志望動機の説明の仕方

大学中退者にとって、面接でもっとも重要なのは「大学中退理由の伝え方」ですが、その問題をクリアすると、次に重視されるのが「志望動機」です。

面接は、人柄や第一印象などを除くと、志望動機を1番重視するという面接官が多いです。

志望動機を聞くのは、「他の企業ではなく、当社を選んだ理由」を確認するためです。

応募者が志望動機を伝える際には、「その企業でなければならない理由」を上手に伝えると、志望度の高さを評価してもらえます。

これ以降では、志望度が高いと評価してもらえる、志望動機の作り方について解説します。

志望度の高さを伝えるために、企業研究をする

志望動機は、「その企業でなければならない理由」を伝えると、志望度が高いと判断されるので、志望動機の内容について考える前に、まずは企業についてよく知る必要があります。

面接参加者の多くは、企業についてよく調べず、どの企業でも通じる志望動機を伝えているので、志望度の高さが伝わっていません

そこで、企業研究が重要になります。

企業研究を行うには、

  • 企業のHP
  • 就職四季報や業界地図などの本

を利用して情報を得るとよいです。

この他に、TVや雑誌で企業が取り上げられていた場合は、そこから得た情報を使って志望動機を考えられます。

企業HPをチェックする際には、

  • 「製品情報」
  • 「採用情報」
  • 「社長の言葉」

などを見ておくと、志望動機を作成する際に参考にできます。

企業は特に同業他社をライバル視しているので、同業の他の企業に比べて、その企業のどこに魅力を感じるのかを調べておくと、評価を得られる志望動機が作れます。

志望動機の話の展開と評価ポイント

志望動機を作成する際には、以下の2点を含んで作ると、志望度が高いと感じてもらえる文章を比較的簡単に作れます

  • 1. 企業に興味を持ったきっかけ
  • 2. 働くことへの熱意、意欲

<企業に興味を持ったきっかけの例>

  • 企業研究で興味をもったこと
  • 学生時代に企業の商品やサービスを利用した経験
  • 学生時代に学んだ事
  • 自分の夢や目標

<働くことへの熱意、意欲の例>

  • 御社で~をしたい
  • 御社で~ができる
  • 御社で~に貢献できる

志望動機が完成したら、志望度が高いと評価されるためのポイントである、以下の点を最後にチェックしておきましょう。

  • 具体的な話になっているか
  • その企業でないといけない理由が伝えられているか

志望動機の回答例文

志望動機の回答例文をいくつか掲載していますので、参考にしてください。

<IT業界を志望している人の回答例文>

私は、中学3年の時にパソコンを親から買ってもらい、そのころから、御社のネットショップを利用していました。

今まで店に行き購入していた商品が、いつでも家で購入できたり、関心がある商品が次々に表示されることに驚いたのを覚えています。

就職活動をはじめてからは、一番はじめに御社について調べたのですが、その中で、ネットショップの裏側では高度なIT技術が用いられていることを知りました。

私自身も、独学ですがプログラミングを中学生の頃から学んでおり、簡単なWEBサービスであれば立ち上げられるようになりました。

まだまだ未熟ですが、これからは、御社で高度な技術を利用したサービスを開発する仕事、また、世の中に役立てる仕事がしたいと考えています。

<コンビニ業界を志望している人の回答例文>

御社のコンビニは、以前から便利に利用させていただいていました。

コンビニの種類はいくつかあると思うのですが、どうしても御社のコンビニばかりを利用している自分がいました。

就職活動をする中で御社について調べると、それぞれの商品やサービスへのこだわりの高さを知り、自分が御社のコンビニを頻繁に利用していた理由が分かったように思いました。

こういった質の高い仕事をしている人たちと、私も一緒に仕事がしたいと考えて、今回応募させていただきました。

<物流業界を志望している人の回答例文>

私は、大学4年に退学したのですが、3年からはゼミに加入しており、その中で物流システムについて研究を行う機会を得ました。

その中で御社について調べる機会を得たのですが、効率的にものを運ぶためには、ものを運ぶルートや保管場所、情報の流れまで様々な高度なシステムが構築されていることを知りました。

そういった高度なシステムの一役を担えることや、またモノを運ぶだけでなくお客様の満足度も大事にしている御社の姿勢に魅力を感じ、今回応募させていただきました。

<ホテル業界を志望している人の回答例文>

アパレル会社で接客業のアルバイトをしていたのですが、研修や実務での指導が厳しかったことから、接客で必要なコミュニケーション能力やマナーが身に付きました。

そのような経験を活かせる仕事がしたいと求人を探していたところ、御社では上質なサービスを提供するをモットーに、宿泊されるお客様に心安らぐ時間を提供していることを知りました。

私のこれまでの経験が活かせるだけなく、御社の企業姿勢や提供されているサービスにも非常に魅力を感じましたので、応募させていただきました。

<医療業界を志望している人の回答例文>

私は、大学中退後にアルバイトをしながら、熊本の被災地でボランティア活動をしていました。

飲食店でアルバイトをしていたので、人と接することに慣れていましたが、被災者の中には深い傷を負った人々もいて、自分に心を開いてくれない人がいました。

そのような人に、少しでも元気になってほしいと思い、地元の方に協力頂いて、小さなお祭りを開催すると、その中のお一人が、「昔を思い出して元気が出たよ、ありがとう」と、感謝の言葉を下さりとても感動したことを覚えています。

その訪問時に、私自身も成長し人助けがしたいと思い、心理カウンセラーの勉強をして、資格を取得しました。

この時の経験を活かし、御社でさまざまな人の心のケアができればと思っています。

<貿易事務を志望している人の回答例文>

御社の、「英語を活かそう」という求人広告を拝見し、志望しました。

御社の〇〇は子供のころから愛用しており、今期から海外輸出されると聞き、以前アメリカの大学で外国語を学んだスキルや、英語のコミュニケーション能力が活かせると思いました。

アメリカ滞在時に、現地の物流会社でアルバイトをしていたので、物流の基本的な流れは理解しています。

ですが、それだけでは不十分なので、独学ではありますが、貿易実務検定の参考書を見ながら勉強しています。

今までの経験を活かして、御社で海外業務に携わりたいと思っています。

<製造業界を志望している人の回答例文>

小さいころから物づくりが好きで、8年間自動車などのフレーム製造に携わってきました。

世界シェアを伸ばされた御社の生産、流通ラインの構築に感銘を受け、このような環境の中で、私がこれまでに実践してきた生産や品質管理の経験を役立てられると考え、応募しました。

他に、スタッフ管理や新人研修などを行っていたため、それらの経験を活かしつつ、さらにステップアップを図りたいと考えています。

また、安心して長く勤められる、御社の充実した福利厚生も志望理由の1つで、御社に長く勤めて、チームを引率できるスタッフになりたいと考えています。

<ブライダル業界を志望している人の回答例文>

友人が聖歌隊のアルバイトをしていたことがきっかけで、ウェディングプランナーの仕事を知りました。

結婚式は、「人生で一番幸せな日」と考えられる方が多く、その一日の構成を一から本番までを考えて、プロデュースするという仕事に、強い関心を持つようになりました。

ホテルなどのブライダルフェアに何度か参加しましたが、御社の形式にこだわらない独特なプランニングに大変魅力を感じました。

ゲストの方をこれだけ感動させられるウェディングプランナーは、他社にはいないと思いましたので、御社に応募させていただきました。

大学中退者に
人気の求人サイトランキング

大学中退者に人気の求人サイトを、ランキング形式で紹介しています。

第1位
JAIC(ジェイック)
JAIC(ジェイック)は、大学中退者向けの、研修付きの就職支援サービスです。

大学中退者のために組まれた特別研修プログラムを受講して、中退というコンプレックスを乗り越えて正社員就職を実現できます。
第2位
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。

様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。
第3位
リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィングは、はじめて派遣社員を目指す人がたくさん利用している、人材派遣求人サイトです。

正社員になれる紹介予定派遣の求人も充実しています。

大学中退者が使っている全ての求人サイトを見たい方は、以下からチェックしてみてください。

  • twitterのソーシャルボタン
  • lineのソーシャルボタン
  • hatenaのソーシャルボタン
  • pocketのソーシャルボタン

上に戻る

大学中退就職ガイドトップページへ戻る

上へ
戻る