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大学を退学(中退)するための手続き

最終更新日:2018年10月17日

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大学退学(中退)を決意したら、大学退学手続きを行う必要があります。

しかし、退学手続きについて詳しく紹介している大学は少なく、

  • 「親の同意なく退学手続きはできる?」
  • 「そもそも退学手続きをしないとどうなるの?」
  • 「退学を認めてもらえないことはある?」
  • 「退学日は指定することができる?」

など、退学を決めた学生からは疑問や不安の声がよく聞かれます。

ここでは、大学退学を決めてから退学手続き完了までの流れと、大学退学手続きに関する疑問について解説していきます。

大学退学(中退)手続きの流れ

大学を退学(中退)するための手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 親の同意を得る
  2. 学生課に退学届をもらいに行く
  3. 退学届に必要事項を記入する
  4. 指導教員や教授と面談を行い、承認印をもらう
  5. 学生証と一緒に退学届を提出する

ここからは、各手続の詳細や注意点について解説します。

1. 親の同意を得る

大学退学を決めたら、大学退学について親の了承を得ましょう。

親に内緒で退学したい...と考えている方もいるかもしれませんが、退学届には親のサインと印鑑が必ず必要で、印鑑は本人と親で別のものを求められることが多いです。

もし親のサインに似せるなどして親に内緒で退学届を提出しても、退学手続き完了後には退学を証明する書類が郵送されるので、親と同居している場合はその時に親に知られてしまいます。

また、退学手続きが完了してしまうと、もう元に戻すことができないため、大学側も慎重に手続きを進めます。

本当に親の了承を得ているか確認するために親に電話をしたり、親との面談を設ける大学もあるので、親に内緒で退学をするのはやはり難しいです。

親と良い関係を続けていくためにも、納得してもらってから退学手続きを進めましょう。

以下の記事では、親に大学退学を相談するときのアドバイスを詳しく記載しているので、よければ参考にしてください。

親と良い関係を続けたまま、大学中退について相談する方法親と良い関係を続けたまま、大学中退について相談する方法

2. 学生課に退学届をもらいに行く

親に大学退学の了承を得たら、退学届など退学に必要な書類をもらいに行きましょう。

ほとんどの大学では、学生課に行けば、書類の受け渡しと一緒に書き方などの説明をしてもらえます

この時に事務員と簡単に面談をしたり、指導教員や教授との面談の日時を決めることが多いです。

面談と言っても形式的なことが多く、厳しいことを言われたりすることはほとんど無いので気構えなくて大丈夫です。

病気などの理由があり、大学に行くことができない場合は、退学届けを郵送してくれる場合もあるので、電話などで相談するとよいです。

最近ではパソコンから退学に必要な書類をダウンロードできる大学もあります。

3. 退学届に必要事項を記入する(退学届の書き方)

大学によって少し異なりますが、退学届に書く内容は主に以下の通りです。

  • 学部、学科名
  • 学籍番号
  • 本人の氏名、住所、電話番号、印鑑
  • 保証人の氏名、住所、電話番号、印鑑
  • 退学理由
  • 退学希望日
  • 教員や教授の承認印

退学理由の欄には、書類の段階ではあまり詳しく記載せず、

「一身上の都合」

と記載するのが一般的です。

ただし、面談の時に詳しい退学理由を聞かれることが多く、大学によっては書類の段階でもっと詳しい理由を書くように指示される場合もあるので、いずれにしても明確な理由は用意しておきましょう。

退学理由は正直に本当の理由を話して問題ありませんが、「面白くないから」など納得してもらいにくい理由を話すと、説得されたり詳しく聞かれることがあります。

納得してもらいやすい前向きな理由や、やむを得ない理由の例を紹介しておくので、よければ参考にして下さい。

<大学退学理由例>

  • 他に学びたいことが見つかったので、春から別の大学に編入します。
  • バイト先の仕事にやりがいを感じており、先日社員登用のお話をいただいたので退学を希望します。
  • 父が病気になり、実家の家業を早めに継ぐ必要ができたため退学を希望します。
  • 海外の大学に入学したいという思いが強くなったため退学を希望します。

内容に不備があった場合や、内容が不十分だった場合は、学生課から訂正の指示があるので、そんなに難しく考える必要はありません。

4. 指導教員や教授と面談を行い、承諾印をもらう

学生課の事務員との面談だけで終わる大学や、面談が必要ない大学も時々ありますが、ほとんどの大学では所属する学部やゼミの担当教員や教授の承諾印が必要です。

承諾印をもらうためには面談を行う必要があり、自分の担当教員が分からない場合は学生課で教えてもらえます

面談は教授室などで行われ、見たことのない教授が自分の担当教授だったということもあります。

面談と言っても、引き留められたり怒られるようなことは少なく、明確な退学理由を説明すれば大抵の場合承認印を押してもらえます。

退学する学生が成績優秀であったり、経済的理由による退学の場合は、返済不要の奨学金(給付型奨学金)の紹介など、特別な待遇をしてもらえることもあるのでしっかり聞いておきましょう。

5. 学生証と一緒に退学届を提出する

退学届の必要事項を全て記入したら、学生証と一緒に学生課に提出します。

遠方に住んでいる方など、大学まで足を運ぶことが大変な場合は、郵送での提出が可能な大学もあるので事前に聞いておきましょう。

退学届を提出すると、教授会と呼ばれる会議で退学について審議され、承認されると退学許可通知書が郵送されます

審議と言っても、ほとんどの人が退学を認めてもらえるのでご安心ください。

退学届提出から退学許可通知書が届くまでにかかる日数は、教授会が行われるタイミングによって異なり、平均2~3週間、遅ければ2か月ほどかかることもあります。

この退学許可通知書は、大学退学手続きが完了したことを通知する書類で、退学許可通知書を受け取ると「退学証明書」「在籍期間証明書」「成績証明書」の発行ができるようになります。

また、奨学金を借りていた場合は、大学の事務所で奨学金の振り込みを止める手続きが必要です。

奨学金停止手続き、返還期限猶予や減額の手続き方法については、下記記事で詳しく紹介しているので、チェックしてみて下さい。

大学中退後の、奨学金の手続き大学中退後の、奨学金の手続き

退学手続きを行わないと、正式な退学ではなく除籍となる

退学手続きは分からないことが多く手続きが少し面倒なので、「手続きをしないまま退学できるならそうしようかな?」と考える人もいます。

実際、退学手続きを行わなくても、学費支払いの督促状は届きますが、無視し続けていても無理やり取り立てられることはなく、退学手続きを行った大学中退者と日常で差を感じることはほとんどありません。

しかし、退学手続きを行っていない退学は、正式な退学ではなく「除籍」扱いとなります。

除籍とは、大学から籍を奪われることを指し、退学証明書は発行できません

除籍されても、除籍されたことを証明する「除籍証明書」を発行してくれる大学もいくつかあり、企業に就職する際に除籍証明書を提出すれば、大学に在籍していたことは証明できます。

しかし、除籍証明書は学費の未払いや、何か問題を起こしたことがあると分かるので、同じ大学中退でも印象が悪くなってしまいます。

これらのことを考えても、除籍されるのは望ましくありません。

大学中退を考えたら、退学手続きは必ず行いましょう。

大学中退と除籍の違いに関しては、以下の記事で詳しく説明しているので、よければチェックしてみてください。

大学中退と除籍の違いとは?除籍は就職にどれくらい影響するのか?大学中退と除籍の違いとは?除籍は就職にどれくらい影響するのか?

退学手続きが遅れると、次の学期分の学費を請求される

退学手続きはいつでも行うことができますが、各大学ごとに退学届の締切日が設定されており、この締切日を超えてしまうと、通う予定のない次の学期分の学費の請求が来てしまいます。

大体の大学が新学期開始前を退学届の締切日に設定していますが、各大学ごとに異なるので、必ず自身の大学についてホームページなどで確認しておきましょう。

また、上記の退学手続きの流れを見ると分かるように、退学届は自分だけで記入できるものではなく、教授との面談や親の印鑑が必要なので、提出までにそれなりの時間を要します。

そのことを踏まえて、退学届の締切日よりも早めに退学手続きを始めるようにしましょう。

万が一締切日に間に合わず次の学期分の請求が来てしまったら、残念ですが支払う義務があります。

学費の支払いを放置すると督促状が届き、督促状も放置すると、学費未払いを理由に退学が認められず、退学手続きをしない場合と同じように「除籍」扱いとなります。

退学を認めてもらえないことはある?

ほとんどの場合、簡単な面談をすれば退学を認められますが、稀に退学を認めてもらえなかったり、引き留められることもあります。

例えば成績が優秀な生徒や、担当教授が目をかけている生徒などは退学を考え直すよう説得されることがあります。

しかしきちんと話せば分かってもらえることがほとんどであり、大学側に退学を認めない権利はありません

教授が認めてくれない場合は学生課に相談すれば大抵の場合は承認されます。

学生課でも退学を認めてもらえないのは、親(保証人)のサインや印鑑が生徒が似せて書いたものだと疑われた場合など、退学手続きに不備がある時がほとんどです。

また、学費を滞納している場合も退学が認められないので、除籍ではなく正式に退学したい人は未払いの学費を払う必要があります。

退学日を指定することはできる?

退学届に退学希望日を記入できますが、提出から退学希望日までの日数があまり無く間に合わない場合もあり、確実に希望日に退学できるとは限りません

正式な退学日は退学証明書に記載されている日付なので、いつ退学したのか本人も学生課の人も退学証明書が届くまで分からないことが多いです。

しかし、例えば退学後の4月から別の学校に通う予定がある場合、二重学籍になると困るので、たとえ退学を審議する会議が4月であったとしても、希望日の3月末を退学日として受理してもらえることが多いです。

また、3月末や9月末など学期末を退学日にすることが一般的ですが、既に就職が決まっている場合など、事情があって早く退学したい場合は、学期の途中で退学することも可能です。

学期の途中で退学しても、一度払った学費は基本的に返還されないので注意して下さい。

退学届の提出前から、退学後の進路について考えておく

退学の手続き方法については、ここまでの説明で理解できたと思います。

しかし、退学をする人には、退学後の進路を考えておらず、なんとなく生活を送ってしまい、時間だけが過ぎてしまう人もいます。

次にどのような進路を選ぶとしても、早く行動に移すほうが有利になるので、大学中退後の進路については、今から考えておくとよいでしょう。

「退学後に選べる全ての進路」については、以下の記事で詳しく紹介しているので、どのような道をこれから進んでいくのか考えてみてください。

大学中退その後の人生とは?大学中退後に選べる進路大学中退その後の人生とは?大学中退後に選べる進路

また、正社員を目指して就職活動をはじめる人は、以下の記事で「大学中退者の就職活動方法」や「おすすめ職種」の紹介をしているので、こちらをチェックしてみてください。

大学中退就職ガイドのアイキャッチ画像大学中退者の就職の現実。アンケート結果から分かる就職方法

大学中退直後でも正社員就職できる就職支援サービス

ジェイックアイキャッチ画像大学中退後は、正社員を目指したいと思っていても、就職活動を一人でするのは不安という人もいるでしょう。

もし、そのような不安があるのでしたら、大学中退者向けの就職支援サービスを利用するとよいです。

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大学中退をした直後で、一人で就職活動をするのには不安があるという人も、就職支援サービスを利用して内定を得ているので、正社員を目指したいという人は活用してみるとよいでしょう。

<JAIC(ジェイック)の情報>

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