仮面浪人後に大学中退して別の大学に再入学する方法
最終更新日:2022年3月9日
第一志望の大学に受からず滑り止めの大学に入学した人が、大学生活と平行して再度第一志望の大学の受験勉強をすることを「仮面浪人」といいます。
仮面浪人をすると、大学生活と受験勉強を両立させなければならないことから、体力的にも精神的にも疲れることが多いです。
しかし、仮面浪人にはメリットもあり、もし、再度受験をして不合格であっても滑り止めの大学にはそのまま通うことができます。
また、仮面浪人をしていた大学で取得した単位は、転学後の大学でも認定されるケースがあるので、大学での勉強も無駄にはなりません。
1. 仮面浪人をしている大学での生活
仮面浪人をしている間は、受験勉強と大学生活を平行することになりますが、先ほども書いたように単位は引き継げるケースがあるので、大学の授業も頑張って受けておくと、次の大学で苦労せずにすみます。
また、再受験に失敗した場合は、そのまま同じ大学に通うことになるので、大学では友人も作っておくほうがよいでしょう。
仮面浪人のことについては隠しておいてもよいのですが、付き合いが悪いと思われても困りますから機を見て話しておくとよいでしょう。
しかし、それらの友人は納得の上でその大学に通っている人がほとんどですから、大学の批判などはしないようにしましょう。
サークルなどについては、おそらく時間的な余裕がないでしょうから入るのは辞めておくほうがよいでしょう。
サークルであれば2年次から入ることも可能な場合が多いので、もし不合格になったらその際に考えるとよいです。
仮面浪人は孤独な戦いですが、なんとか大学生活と折り合いを付けながら受験勉強に邁進するしかありません。
2. 仮面浪人から進学までをスムーズに進めるための手続き
大学受験には前期と後期がありますが、合格するなら前期で合格しておきたいです。
2度受験するのが負担だからということではなく、退学と進学の手続きには少し時間がかかってしまうからです。
もし、退学がうまくできないまま次の大学に進学してしまった場合、二重在籍ということになり、下手をすれば両方の大学から除籍処分を下されかねないので注意しなければなりません。
受験日が近くなってきたら在籍大学の事務所に行き、今現在別の大学の受験勉強をしていることを話しておき、もし受かった際にはどのような手続きをすればよいのかの確認はしておくべきです。
合格前に話すのは躊躇するかもしれませんが、大事なことですし、もし不合格になっても特に問題になることはありません。
それでは、以下で一般的な手続きの方法を簡単に見ていきます。
まず、合格したならすぐに退学届けを貰い、退学届けを提出します。
入学試験の前期を受験して、3月に合格が分かれば、その時点で提出します。
ただ、その後すぐに退学証明書が発行されるわけではないので、少し待つことになります。
2週間ほどで退学が認められると、退学証明書が発行できるようになるので、それを転学先の大学に提出します。
後期試験の場合は、合格発表から入学までの時間があまりないので、前もって相談していた事務の人に事情を話して、退学証明書の発行を早くできるようにしてもらう必要があります。
そして、成績証明書も単位を引き継ぐ場合必要になるので、後日取りに行く必要があります。
奨学金をもらっている場合は、転学や編入学の手続きが別に必要になってきますので、合格が決まったら大学の事務所で奨学金の手続きについて詳しく説明を受けてから、早めに手続きをしておきましょう。
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岸 憲太郎
株式会社ウェイズファクトリー代表取締役。
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