ハンバーガーメニューの画像

中退した大学に再入学するための手続き

最終更新日:2022年11月15日

中退した大学に再入学するための手続きのアイキャッチ画像

大学を中途退学した後に、再度退学した大学に入学したいと思う人もいるでしょう。

そこで、ここでは、「退学した大学に再入学する方法」について紹介します。

※大学から「除籍」を言い渡された人も、再入学(復籍)をすることができるので、こちらの記事を参考にしてください。

大学中退者に人気の就職エージェント、ジェイック

大学中退者に人気の就職エージェント
ジェイック

ジェイックアイキャッチ画像

サービス内容 大学中退者向けの就職支援を行っており、大学中退者を採用したい企業の求人紹介や履歴書、面接対策をしてもらえます。
紹介求人 営業、広告・メディア、メーカー、商社、IT通信系、経理、事務等
対象地域 全国
特徴 就職支援実績は、23,000人以上。就職成功率は、81.1%(大学中退者に限ると90.7%)。入社後定着率は、91.3%。厚生労働省から有料職業事業者に認定されています。

>>ジェイック公式サイトへ

1. 再入学資格

再入学資格のアイキャッチ画像

退学した大学に再入学するためには、再入学資格を満たす必要があります。

どのような条件があるのか、ここで紹介するのでチェックしてみてください。

1-1. 再入学可能期限

退学後、何年経っていても再入学が可能な大学もありますが、ほとんどの大学で再入学に期限を設けているので、そのような大学では、期限を超えると再入学が認められません。

大学によって再入学可能期限は違いますが、

退学後2~4年以内

としている大学が多いです。

再入学可能期間の図

また、再入学するためには、再入学願を提出する必要があり、再入学願を提出できる期間も決められています

多くの大学では、4月に再入学することだけを認めているので、再入学願の提出はそれ以前に行う必要があります。

再入学願の提出が、再入学する年の3月前後まで可能な大学もありますが、前年の12月前後までとしている大学もあるので注意が必要です。

1-2. 再入学できるのは1回だけ

再入学できるのは、1回だけの大学がほとんどです。

以下のように、2回以上の再入学を繰り返すことはできません。

退学 → 再入学 → 退学 → 再入学

1-3. 正当な退学理由でないと、再入学が認められないことがある

中途退学した大学に再入学するためには、退学をした際の「退学理由」が重要になります。

退学理由によっては、入学が認められないことがあります。

主な退学理由と再入学できる可能性は以下のようになっています。

  • 「病気や怪我」が理由で退学をし、健康の回復をもって再入学したい場合は、再入学が認められやすい
  • 「経済的な問題」があって退学した場合は、再度滞納される可能性があるため、審査が厳しくなる可能性がある
  • 「問題を起こした」ために、大学側から除籍や退学を命じられた場合は、再入学が認められない可能性が高い

その他の、「学業不振」や「人間関係」といった理由で退学した場合は、再入学を申請する際に提出する「志望理由書」などで、しっかり学業に励むことを伝えられれば特に問題にならないでしょう。

早稲田大学の再入学許可の可否

早稲田大学商学部の再入学許可の可否についてWEBサイト上に記載があったので、例としてここで紹介します。

なお、退学の言葉の定義は以下のようになっています。

・任意退学...学生本人の願い出による退学
・措置退学...学生本人の意思以外に大学側から辞めさせられるもの
・懲戒退学...学生が犯罪や不正行為等を行い大学側から辞めさせられるもの

スクリーンショット 2022-10-28 141237.jpg

※ 出典:早稲田大学「再入学について」2022年1月

2. 再入学のための事務手続き

再入学のための事務手続きのアイキャッチ画像

<再入学願の受け取りと提出>

  • 大学に訪問して、再入学資格や手続き方法について説明を受け、「再入学願」や「志望理由書」などの出願書類を受け取る
  • 再入学願に、必要事項を記入して、保証人に署名捺印してもらう
  • 志望理由書に、再入学を希望する理由を記入する
  • 書類の準備ができれば、出願書類を大学の事務所に提出する

<再入学試験の受験>

  • 再入学試験が必要な場合は、選考料を金融機関から振り込む
  • 後日、面接や小論文試験などが行われる
  • 提出された書類や再入学試験の結果を参考に、教授会で審議を行い、学長の許可が出れば再入学が認められる

<再入学>

  • 再入学が認められると、合格通知と再入学手続き書類が郵送される
  • 再入学手続き書類に必要事項を記入して提出する
  • 再入学金と学費を納入する
  • 単位は、退学するまでに取得した単位が引き継がれて、入学許可年次は、退学をした年次になることが多い

3. 再入学願の見本

再入学願には、以下の見本のように、本人と保証人の署名退学理由再入学希望理由などを記載するケースが多いです。

再入学希望理由は、志望理由書など別用紙に記入する大学もあります。

readmission-12.jpg

4. 再入学に必要な費用

再入学に必要な費用のアイキャッチ画像

再入学の際に必要な費用には、以下のようなものがあります。

  • 再入学選考料
  • 再入学金
  • 再入学をした学期の学費
  • 未納分の学費(退学する際に未納の学費があった場合)

再入学選考料は、私立大学が35,000円国立大学が30,000円のケースが多いです。

再入学金は、大学によって金額が違うケースが多く、入学金と同じや、入学金の半額、0円の場合などがあります。

ちなみに入学金の金額は、私立大学が平均25万円程度国立大学が28万2,000円です。

※ 出典:文部科学省「私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」2021年

5. 再入学のメリット

再入学のメリットのアイキャッチ画像

5-1. 受験勉強をせずに再度大学に通うことができる

別の大学を再受験したり、編入をする場合は、再度受験勉強が必要になり、試験を受けても不合格になる可能性があります。

しかし、再入学をするために行われる再入学試験は、面接や小論文、書類審査が多く、退学理由などに問題がない場合は、多くのケースで再入学が許可されます。

5-2. 心機一転して大学生活を送ることができる

大学を何らかの理由で中退をしたとしても、再入学を決めたということは、目標ができたり、大学に通う意味やメリットを感じたということだと思います。

目標を持ったり、大学に通う意味がわかっていれば、退学前よりも有意義に大学生活を送ることができるはずです。

5-3. 既修得単位をそのまま引き継ぐことができる

他大学に編入したり転学をすると、既に修得した単位の内、認められる単位は少なくなる可能性があります。

しかし、退学した大学に再入学した場合、既修得単位のほとんどが単位認定されます。

また、除籍になって単位を取り消された場合などを除き、既修得単位はずっと有効なので、大学中退後に数年たっていても再入学時に単位を引き継ぐことができます

除籍になった場合の単位の扱い

授業料の支払いができずに除籍になった場合、授業料を支払わなかった期間に修得した単位は取り消されていることが多いです。

除籍理由によって、取り消される単位の範囲は違ってくるので、詳しくは各大学で確認してみてください。

5-4. 最終学歴が高卒ではなくなる

大学中退をすると、最終学歴が高卒になりますが、再入学をして卒業できれば、最終学歴は大卒になります。

大卒資格を得ていると、就職活動で大卒を条件にした求人に応募できたり、大卒資格を必要とする資格試験を受験できるようになります。

5-5. 新卒採用の求人に応募できる

大学中退をしたままでは新卒採用に参加することは難しいですが、再入学すれば、新卒採用選考に参加することができます

新卒採用は、仕事経験がないことを前提に採用が行われているので、正社員経験がない人にとってもっとも有利な採用選考であるといわれます。

6. 再入学のデメリット

再入学のデメリットのアイキャッチ画像

6-1. また同じ悩みを持つ可能性がある

経済的理由や学業不振、人間関係など、大学中退をした理由を克服できていないと、再度同じ悩みを持つ可能性があります。

再度退学をしてしまうと、その後に再入学をすることは大学の規約上できなくなります。

退学をした理由を振り返り、再度同じことで悩まないか考えてから再入学をする必要があります。

6-2. 再入学選考料や再入学金、学費を支払う必要がある

再入学選考料や再入学金、学費を合わせると、初期費用として80万円以上必要になることがあります。

また、再入学をする学年は、退学前と同じ学年になることが多いので、同じ学年の学費を重複して支払うことになり、トータルすると4年で卒業した場合に比べて、学費は高くなります。

6-3. 就職するのが遅くなる

再入学して卒業するとなると年齢が高くなる人もいるでしょう。

求人票上では年齢制限を設けることができませんが、企業は仕事を覚えるのが早く伸びしろのある若者を採用する傾向にあるので、採用選考では年齢も評価に影響を与えます。

ただし、企業規模などの条件を厳しくしなければ、何歳でも就職することは可能ですので、大学で学びたいことがあるなら、そちらを優先したほうがよいでしょう。

7. 大学中退後に再入学した場合の、就職への影響

大学中退後に再入学した場合の、就職への影響のアイキャッチ画像

大学中退後に再入学をしていれば、その事実が採用選考での評価に大きく影響することはないでしょう。

大学中退者は「継続力がない」という印象を持たれることが多いですが、再入学して卒業見込みがあるのであれば、そのような印象を持たれないからです。

ただし、上記したように、再入学をしたために卒業時点の年齢が高い場合は、年齢によって少し就職活動が不利になることがあるということは知っておきましょう。

8. 面接で「再入学した理由」を聞かれた場合の回答方法

面接で「再入学した理由」を聞かれた場合の回答方法のアイキャッチ画像

面接官は再入学をした人に対して、大学中退から再入学をするに至った経緯を知りたいと思うので、ポジティブな印象が残るように説明できるように準備しておくとよいでしょう。

以下に再入学した人の回答例文を掲載しておくので参考にしてみてください。

<病気を患い大学中退した後に、再入学した人の回答例文>

面接官

大学中退後に再入学をしていますが、どのような経緯があったのですか?

応募者

大学3年の時に、病気を患い、治療に時間がかかるため退学をすることにしました。しかし、大学ではまだ学びたいことも多くあり、卒業もしたいと考えていたので、治療が終わった際に、再入学を決めました。再入学後は、新しい友人もでき、ゼミでも興味のあることについて研究ができて、楽しく過ごすことができました。中退をした時には将来に悲観することもありましたが、今こうして就職活動ができていることを本当にうれしく思います。私の経験したことも、これから医療現場での仕事で活かしていけるのではないかと思っています。

9. 再入学した場合の履歴書の書き方

再入学した場合の履歴書の書き方のアイキャッチ画像

退学後に再入学した場合は、その事実を履歴書に記入しておきましょう。

もし虚偽の内容を記載した場合は、最悪採用を取り消される場合があるのでやめておきましょう。

履歴書に再入学について記載する場合は、以下のように記載しましょう。

大学中退後に再入学した人の記入例

以下の記事では、大学中退者の履歴書の書き方を、見本を示しながら1から詳しく解説しています。

大学中退後に再入学した人にも参考になる内容ですので、チェックしてみてください。

【見本あり】大学中退者の履歴書の書き方を徹底解説!の画像【見本あり】大学中退者の履歴書の書き方を徹底解説!

10. 別の大学に編入するという選択肢もある

別の大学に編入するという選択肢もあるのアイキャッチ画像

大学中退後には、中退した大学に再入学する以外に、別の大学に編入することもできます。

大学は、2年次や3年次の編入生を募集していることが多く、3年次に編入する場合は、

  • 前大学で2年次まで修了
  • 60単位以上または62単位以上修得済み

という出願資格を設けていることが多いです。

編入学試験は、通常の入学試験に比べると試験科目が少なく、以下の中から3科目程度がよく出題されます。

  • 英語
  • 志望学部の専門科目
  • 小論文
  • 志望動機
  • 面接

試験科目が少ないので、簡単と言われることがありますが、難易度は高く、それぞれの科目について深い知識が問われるので、対策も必要になります。

しかし、新しい大学で、新しい人間関係の中で学べることには、同じ大学に通いなおすのとは違う価値があります。

自分にとって、同じ大学に通うのと、別の大学に通うのでは、どちらがよいのかよく考えて決めるとよいでしょう。

編入学については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

大学中退をして、別の大学へ編入する方法大学中退をして、別の大学へ編入する方法

11. 大学中退後に選べる、再入学以外の進路

大学中退後には、再入学や編入以外に、「就職する」「専門学校に入学する」「公務員試験を受ける」などさまざまな進路があります。

以下の記事で、大学中退後に選べる進路を紹介しているので、参考にしてみてください。

choices.jpg大学中退その後の人生とは?大学中退後に選べる進路12選と就職方法も解説

大学中退者に人気の就職サイトランキングBEST3

大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介しています。
※ランキング調査期間:2021年1月31日~2022年1月31日

大学中退者に人気の就職サイトランキングBEST3

第1位
ジェイック(JAIC)
ジェイック(JAIC)は、大学中退者向けの、研修付きの就職エージェントです。

大学中退者のために組まれた特別研修プログラムを受講して、中退というコンプレックスを乗り越えて正社員就職を実現できます。
第2位
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。

様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。
第1位
ハタラクティブ
ハタラクティブは、フリーターや大学中退者向けの就職エージェントです。

まだ新しい就職エージェントですが、求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。

大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。

大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト16選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト16選

弊社カジュアル相談を活用してください

弊社(株式会社ウェイズファクトリー)では、大学中退後の就職活動について、無料で気軽に相談できる窓口を設けております。

弊社のキャリアアドバイザーに、メールや電話で相談できます。

  • 「どの就職エージェントを利用すればよいかわからない」
  • 「どのように就職活動を行えばよいかわからない」
  • 「どのような職種が向いているのかわからない」

というような質問に、就職支援15年以上の経験を元にお答えします。

また、必要な方には、大学中退者が応募できる未経験歓迎の正社員求人を紹介することもできます。

ご相談したい方は、以下の記事の下にあるフォームよりお申し込みください。

大学中退者向カジュアル就職相談窓口のアイキャッチ画像大学中退者向カジュアル就職相談窓口

記事の監修者

岸 憲太郎

株式会社ウェイズファクトリー代表取締役。
15年以上の就職支援経験を通じて、多くの採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、情報発信を行っています。
詳しいプロフィールは、こちらをチェックしてみてください。
プロフィール

  • twitterのソーシャルボタン
  • lineのソーシャルボタン
  • hatenaのソーシャルボタン
  • pocketのソーシャルボタン

同一カテゴリーの記事

この記事の上に戻る

大学中退就職ガイドトップページへ戻る

大学中退者に人気の求人サイト

大学中退についての専門家に聞く

就職エージェントを取材しました

大学中退者に人気の就職エージェントを取材しました。気になる疑問やサービス内容、利用方法などについて詳しく聞いています。利用者の口コミや評判も紹介しているので、参考にしてください。

株式会社ジェイック大阪支店の矢野誠一郎さん株式会社ジェイック大阪支店の矢野誠一郎さん ジェイック大阪支店の支店長をしている矢野さんに取材しました。ジェイックのサービス内容について詳しく聞いてきたので、参考にしてください。
大学中退者の就職支援を行うジェイックを取材しました。評判や口コミも紹介

就職支援を行うハタラクティブを取材しました。評判や口コミも紹介。大学中退者の就職支援を行うハタラクティブを取材しました。評判や口コミも紹介。 ハタラクティブの関東エリア責任者でキャリアアドバイザーの吉田さんに取材しました。就職支援の内容や、ハタラクティブならではの特徴はどこにあるのか聞いてきました。
大学中退者の就職支援を行うハタラクティブを取材しました。評判や口コミも紹介

就職支援を行う就職Shopを取材しました。評判や口コミも紹介。大学中退者の就職支援を行う就職Shopを取材しました。評判や口コミも紹介。 就職Shop推進部、関西グループマネージャーの白濱さんに取材しました。就職Shopならではの就職支援に対するこだわりや、不利な経歴を持つ人が就職できるのか聞いてきました。
大学中退者の就職支援を行う就職Shopを取材しました。評判や口コミも紹介

株式会社UZUZ大阪オフィスの吉内冬実さん株式会社UZUZ大阪オフィスの吉内冬実さん UZUZでキャリアアドバイザーをしている吉内さんに取材をしました。ご自身の就職活動で苦労した経験を元にしたアドバイスや就職支援サービス内容について詳しく聞きました。
大学中退者の就職支援を行うUZUZ(ウズウズ)を取材しました。評判や口コミも紹介

上へ
戻る