日本で大学中退後に起業するのは現実的か?

日本で大学中退後に起業するのは現実的か?のアイキャッチ画像海外では、IT業界だけを見ても非常に多くの中退者起業家がいます。

そして、ものすごい業績を上げて有名になった人もたくさんいます。

少しだけ例をあげてみるだけでも、アップル社のスティーブジョブスやマイクロソフトのビルゲイツ、フェイスブックのマークザッカーバーグなどが考えられます。

こういった人たちを見ていると日本でも中退後に起業して成功することが出来るかもしれないと思うかもしれないのですが、現実問題としてどうなのでしょうか?

起業するのに必要な資金

起業するのに事業計画や理念が大事なのは分かりますが、そういった事の前提として資金が必要なのは間違いないと思います。

そこで、起業に必要な資金がどれ位かかるのかをまず見ていきましょう。

株式会社にするか個人事業にするかによって必要な資金は変わってくるのですが、ここでは株式会社を設立するものとします。

会社の設立には、自分で設立する方法と、専門業者に依頼する方法があるのですが、どちらを選択したとしても数万円しか差は無く、25万から35万位の間に収まります。

無駄な経費を抑えたいと自ら勉強して設立手続きをする人もいますが、時間がかかる事や間違いなどのリスクを考えると、数万の違いなら専門業者に依頼するのが現実的と言えます。

設立費用以外に必要な物には、オフィス代、家具、事務機器、ネット環境などがあり、これらを合計していくと、設立時の初期費用として100万は必要といわれています。

ただし、オフィスを自宅にしたりすると大きく費用を抑えることが出来ます。

そして、毎月の運転費としては自分一人だけで起業する場合で60万から100万が必要とされています。

これらの事を考えていくと、起業の際に必要な資金として300万は必要ということになります。

ただし、先ほどもかいたようにオフィスを自宅にすれば必要な資金はかなり減りますし、逆に人を雇うとなればもっと資金が必要になります。

以前は、30歳までに1000万貯めて、それから独立や起業をするという事がよく言われていました。

しかし、今は設立費用が安くなったり、IT機器の発達で余計なコストが発生しなくなっているため、必要資金は少なくなっています。

現実路線で中退者が起業をする方法

さてここまで一般的な起業に必要な資金を見てきましたが、海外の例でもあるように中退後に起業して成功している起業家はガレージで起業したなど自宅をオフィスにしている事が多いです。

また、学生と同じようなステータスで起業しているので、給料が特に必要とは考えておらず上手くいけばいいなぁという軽い気持ちではじめたというのが現実であると思います。

つまり、上記した必要資金の多くが中退者から起業した場合には必要なく、また友人などと協力できる環境にあったとしたら人件費もかからず上手くいったときに給料をはらうという形ではじめても良いと思います。

こういった形で初めても、IT機器を使えばアプリの制作やホームページの制作などでしたらほとんど費用が発生せずに行え、上手くいけば一気に売り上げが増え、それを事業資金にして次の投資を行うことが出来るようになります。

起業を考えている人にアドバイスする場合、銀行やエンジェル投資家といった人に事業計画を見せ資金を提供してもらうと言うことがあるようなのですが、日本ではまだまだ環境が整っていない事が多いので中退者が資金提供をお願いしても難しいのでは無いかと思います。

それよりも、今やIT機器を使えばほぼ資金なしで、市場に商品を提供し売り上げを発生させることが出来るのですから、そこからはじめるというのが現実的であると思います。

今、日本において起業がチャンスなのではないかと思う

IT関連の企業などを見ていると、アメリカのシリコンバレーなどが有名ですが、これからは日本の起業家がどんどん活躍するようになるのではないかと思っています。

アメリカというのはやはり開拓精神の塊みたいな人が多いので、市場を切り開いていく時には非常に大きな力を発揮するように思います。

そういった事からインターネットの初期やメールの誕生期、OSの登場といった新しい物が出てくるときには非常に力を発揮しています。

しかし、いったんそれらが普及してインフラのようになってしまえば、それ以降はコンテンツの提供やサービス部分での細やかな対応、ホスピタリティーといったような部分が非常に重要になってくると思います。

最近誕生したLINEなども、メールという無味乾燥としたツールを活き活きとしたコミュニケーション手段に変えたと言うことで、いかにも日本的な発想の転換だと思います。

また、動画サイトと言った映像を提供する無味乾燥としたツールを、ニコニコ動画という人間がそこにいる環境を提供した事により、これからもどんどん発展していきそうに思います。

最近感じるのは、検索サービスのつまらなさで、どの検索エンジンも同じような結果ばかり提供していて、もはや検索エンジン技術自体の差別化部分はほとんど無いのではと思っています。

もし日本人が本気で検索サービスを改善すると考えた場合、どのようなサービスが出てくるのかと期待してしまいます。

こういった細かい部分での改善については、日本人の方が旨くやっていけると思うので、これから日本の起業家が活躍する場面がたくさん出てくるのではないでしょうか。

起業に必要なもの

資金以外に中退者が起業する場合に必要なのは、技術力と出来れば語学という事になると思います。

資金が無い人には、ある程度のIT技術が絶対に必要ですし、ネット上の情報のほとんどは英語による物ですので、英語ができれば様々な点で有利になれると思います。

ただ、これらが無くても、志ひとつで周りを巻き込み大きな事業を興す人もいます。

一概にこれが正しいといえないのが起業のおもしろいところで、成功もあれば失敗もあるので起業を考えている人はどちらの結果が出ても楽観的でいられる事が一番大事かもしれません。

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