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大学中退者の最終学歴は高卒?履歴書に大学中退は書かなくてもよい?

最終更新日:2020年12月4日

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大学中退者は、「最終学歴は何なのか?」「中退学歴は企業からどのように評価されるのか?」「履歴書に学歴をどのように書くのか?」など疑問が多いです。

ここでは、

  • 大学中退者の最終学歴
  • 大学中退までの在籍期間の違いと、企業からの評価
  • 大学中退者の履歴書の書き方

など、大学中退者の学歴にまつわる疑問点を、さまざまな角度から解説します。

1. 大学中退者の最終学歴は高卒

大学中退者の最終学歴は「高卒」です。

総務省の定義によると、最終学歴とは「最も高い水準の教育機関卒業した経歴」を指すので、中退をした大学は最終学歴にはなりません

大学中退者の場合は、「最も高い水準の教育機関を卒業した経歴=高等学校卒業」となります。

大学には数か月しか通わず1年生で中退した場合も、卒業間近の4年生で中退した場合も、在籍期間や学年、取得単位数に関わらず最終学歴は高卒です。

教育水準の高さ

最終学歴を判断するための、教育水準が高い順に学校を並べると以下のようになります。

学校の教育水準が高い順。大学院、大学、高等専門学校=短期大学=専門学校、高等学校、中学校、小学校

2. 大学中退者を、短大卒や大卒扱いにする企業もある

大学中退者は基本的に、企業からも最終学歴の「高卒」として扱われます。

ですので、大学中退者は、応募要件に「大卒以上」とある求人には、応募できません

しかし、中には、大学に2年以上通っていた場合は短大卒扱いにしたり、卒業間近まで通っていた場合は大卒扱いにする企業もあります。

こうした対応は企業によって条件が異なり、在籍期間や人物評価などによって判断されることが多いです。

ただし、先ほども書いたように応募要件が「大卒以上」の求人に応募できるわけではなく、「高卒以上」の求人で採用された後の昇格や給与などで優遇されることが多いです。

以下のグラフは、学歴別の初任給の平均額です。

平成29年の学歴別初任給(男女計)

学歴 初任給
大学卒 206,100円
高専・短大卒 179,200円
高校卒 162,100円

出典:厚生労働省「平成29年度賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給(厚生労働省)

初任給の時点でも学歴の違いで数万円の給料額の差があり、年齢が上がるにつれてその差はさらに大きくなります。

もし、就職後の給料がどうしても気になるという場合には、以下で紹介している就職支援サイトを利用して、アドバイザーに入社後の給料額について相談しながら、就職活動をすすめるとよいでしょう。

大学中退者におすすめの就職支援サイト

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3. 最終学歴を間違いやすいケース

最終学歴を判断する際には間違いやすいケースがあります。

以下のようなケースで間違える人が多いので、注意が必要です。

3-1. 「大学卒業後に専門学校を卒業」した場合、最終学歴は大学卒業

最終学歴は、最後に卒業した学校ではなく、最も高い水準の学校を卒業した経歴ですので、大学卒業後に専門学校を卒業しても、最終学歴は大学卒業です。

大学中退後に専門学校を卒業した場合は、最終学歴が専門学校卒業になります。

3-2. 「高認」や「大検」合格者が大学中退した場合、最終学歴は中学校卒業

高認(高等学校卒業程度認定試験)や大検(大学入学資格検定)は資格として扱われるので、合格しても高校を卒業したことにはなりません。

ですので、高認や大検合格者が、大学に入学後、中退をした場合は、最終学歴は中学校卒業になります。

3-3. 「大学院を中退」した場合は、最終学歴は大学卒業

大学院を中退した場合は、修士課程中退でも博士課程中退でも、最終学歴は大卒になります。

3-4. 資格取得のためのスクールなどは最終学歴にならない

資格取得のためのスクールや予備校、職業訓練は最終学歴とは認められていません

4. 大学中退学歴の履歴書への書き方

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4-1. 大学中退を履歴書に書かないのはあり?

大学中退者の最終学歴は「高卒」ですが、履歴書には大学中退の学歴まで書きます

大学中退を偽って「大学卒業」と書いたり、大学中退を書かずに「高卒」として就職活動を進めてしまうと学歴詐称になってしまいます。

また、大学中退を書かないと大学に通っていた期間が空白期間になります。

就職活動では、明確な理由の無い空白期間はどうしてもマイナス評価になりがちで、面接ではその期間に何をしていたのか必ずと言っていいほど聞かれます。

このようなことを避けるためにも、履歴書に大学中退の学歴まで書くことが大事です。

4-2. 学歴詐称はどうやってバレる?

大学中退者が大学卒業と学歴を偽った場合、企業に入社する際に大学の卒業証明書を求められて学歴訴訟がバレる可能性があります。

大学中退者が高卒と偽った場合、高校は卒業しているので、卒業証明書を求められても問題ありません。

しかし、大学に在籍していた際の友人や知り合いと仕事を通してつながるケースはよくあり、その際に、大学に通っていたことがバレることがあります。

学歴詐称がバレた場合、入社前であれば内定を取り消される可能性が高いです。

入社後にバレた場合は、減給などで済めばよいですが、最悪懲戒解雇支払った給料の返還を求められる可能性もあります。

4-3. 【例あり】大学中退学歴の正しい書き方

履歴書の学歴欄に大学中退学歴を書くときは、「中退」と略さず「中途退学」と正式に書きます

小学校の学歴は記載せず、中学校卒業から記載するのが最も一般的です。

ただし、小学校と中学校は義務教育で評価につながりにくいので、高等学校入学から記載しても問題ありません。

<大学中退学歴の履歴書記載例>

大学中退学歴の履歴書記載例

<短期大学中退の履歴書記載例>

短期大学中退の履歴書記載例

<大学中退後、専門学校を卒業した学歴の履歴書記載例>

大学中退後、専門学校を卒業した学歴の履歴書記載例

<高認や大検に合格後、大学を中退した学歴の履歴書記載例>

高認や大検に合格後、大学を中退した学歴の履歴書記載例

<高校中退学歴の履歴書記載例>

高校中退学歴の履歴書記載例

<大学院修士課程中退学歴の履歴書記載例>

大学院修士課程中退学歴の履歴書記載例

<大学院博士課程中退学歴の履歴書記載例>

大学院博士課程中退学歴の履歴書記載例

4-4. 大学中退理由は書いても書かなくてもよい

大学中退をした理由については、履歴書に書いても書かなくても、どちらでもよいです。

ですが、やむを得ない理由や前向きな理由で大学中退をした人は、以下のように中退理由も書いておくとメリットがあります

家庭の経済的な理由により大学中退した場合の履歴書記入例

英語習得を目的とした留学のため大学中退した場合の履歴書記入例

病気が理由で大学中退した場合の履歴書記入例

在学中に親の介護が必要となったため大学中退した場合の履歴書記入例

書類選考がある企業の場合、大学中退という学歴が原因で面接に進めないということも残念ながらあります。

採用担当者が大学中退にマイナスイメージを持っている場合はなおさらです。

中退理由を履歴書に書いておくと、「きちんとした理由があって大学を中退したのかもしれない」と、マイナスイメージを減らすことができます。

ただし、

  • 大学の授業に興味が持てなかったため
  • 単位不足で留年が確定したため
  • 人間関係がうまくいかなかったため

などネガティブな理由の場合は、印象がさらに悪くなる可能性が高いので書かない方が賢明です。

大学中退理由を明言したくない場合は、「中途退学」とだけ記載しておきましょう。

大学中退学歴は書かないといけませんが、大学中退理由は書いても書かなくても大丈夫なので、理由によって書く・書かないを選びましょう。

5. 大学中退の学歴だと就職するのが難しい3つの理由

大学中退の学歴だと就職するのが難しい3つの理由。1.応募できる求人が大卒に比べて減る。2.継続力がない人だとみなされる。3.就職活動で孤立してしまう。

5-1. 応募できる求人が大卒に比べて減る

大学卒業予定の人は、新卒者だけが応募できる新卒採用の求人に応募しますが、大学中退者は社会人なども応募する中途採用の求人に応募する必要があります。

中途採用の求人には、社会人経験がある人向けの求人も多く、新卒採用に比べて未経験者向けの求人が少なくなります

また、未経験者向けの求人の中でも、学歴要件が「大卒以上」の求人に大学中退者は応募できません。

このようなことから、大学中退者が応募できる求人は新卒者に比べると少なくなります。

大学中退者を調査した結果でも、「応募できる求人を見つけるのが難しい」ということに困難を感じる人がもっとも多かったです。

5-2. 継続力がない人だとみなされる

大学中退者は、企業から「継続力がない人」というイメージを持たれています。

継続力がない人は採用してもすぐに辞めてしまう人が多いので、企業は採用を躊躇しがちです。

何も対策をしないと書類選考や面接がなかなか通らないという事態におちいり、就職するのが難しくなります。

5-3. 就職活動で孤立してしまう

大学中退者は、大学のキャリアセンターが使えなかったり、友人とのつながりがなくなっていたりするので、就職活動に一人で取り組んでいる人が多いです。

一人で就職活動を行うと、不採用になった際に、励ましあったり、アドバイスをもらえる人がいないため、挫折してしまう場合が多いです。

このようなことを避けるためにも、大学中退者が就職活動を行う場合は、はじめに就職支援サイトなどを利用して、専門知識のあるアドバイザーとのつながりを持っておくことが大事です。

このような人は、就職活動について適切なアドバイスをくれるだけでなく、挫折しそうな時に励ましの声をかけてくれるので、就職活動を継続できる可能性を飛躍的に高められます。

就職支援サイトの中では、大学中退者向けの専門講座を行っているジェイックがおすすめです。

大学中退者に特化した、自己分析、履歴書・面接対策、ビジネスマナーなどを、教えてもらうことができます。

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無料で利用できるので、就職活動に不安がある人はぜひ活用してみましょう。

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就職支援サイトではハタラクティブもおすすめです。

フリーターなどの正社員経験がない人向けの就職支援を行っており、未経験者向けの求人が豊富にそろい利用者には大企業へ就職を実現した人もたくさんいます。

もちろん、履歴書・面接対策などもしっかり行ってくれるので、大学中退後の就職活動に不安がある人にも役立つはずです。

利用者の就職率は80.4%あるので、一人で就職活動を行うよりもはるかに高い確率で就職することができます。

ハタラクティブも無料で利用できるので、こちらも活用してみてください。

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6. 大学中退の学歴があっても就職を成功させる4つのポイント

大学中退の学歴があっても就職を成功させる4つのポイントのアイキャッチ画像

大学中退の学歴があっても企業から内定をもらっている人はたくさんいます。

ここでは、大学中退の学歴がある人が就職を成功させるための4つのポイントについて見ていきましょう。

6-1. 面接で中退理由は、嘘をつかず正直に伝える

履歴書に大学中退について記載した場合、面接では必ず中退理由について質問されます。

必ず質問されることについては、事前に答える内容を考えておくことが鉄則ですので、中退理由の答え方を考えておきましょう。

中退理由は、基本的に中退に至った本当の理由を正直に伝えるとよいでしょう。

面接官は中退理由の内容そのものについても重視しますが、嘘をついたり、ごまかしたり、隠したりするような人ではないかも確認します。

もし嘘をついてしまうと、その後に突っ込んだ質問をされた時に、答えに困ってしまったり、矛盾した内容を伝えてしまうと、その時点で採用されることはなくなってしまいます

6-2. ネガティブな中退理由は、ポジティブに言い換えて伝える

中退理由は基本的に正直に答えることが大事ですが、「人間関係に悩んだ」「勉強についていけなかった」というようなネガティブな理由をそのまま伝えるのはおすすめしません。

実際、大学中退理由の多くはネガティブな理由ですが、そのまま伝えると、「仕事でも辛いことがあると辞めてしまうのではないか」と悪い印象を持たれかねません。

このような場合は、嘘の中退理由を伝えるのではなく、以下のようにポジティブに言い換えて伝えましょう

「人間関係に悩んだ」

  ↓

「入学時に人見知りをしてしまったことが原因で、友達が中々できませんでした。そのような時に行った老人ホームのボランティアで、お年寄りの方の手伝いをして喜んでもらえることに大きなやりがいを感じました。その時に、以前から関心の高かった介護スタッフになろうと決意しました。仕事では誰に対しても自ら積極的に話しかけ、みんなが心地の良い環境を作っていきたいです。」

「勉強についていけなかった」

  ↓

「一人暮らしの生活費を自分で払っていたこともあり、成果に応じて収入が増える新聞の訪問営業のアルバイトに夢中になりました。次第にアルバイトの時間が増え、恥ずかしながら留年したため中退しました。大学中退という結果にはなってしまいましたが、大学に進学しアルバイトをしたことで、営業職というやりたいことを見つけることができました。仕事では、アルバイトよりも求められることが多くなると思いますが、営業のスキルを日々磨いていきたいと思っています。」

このように、志望動機や仕事への熱意、「生活費を自分で払っていた」のようなやむを得ない事情を含めながら、ポジティブに伝えると好印象です。

以下のような内容を自分の中退理由に含めると、ポジティブな中退理由になりやすいので、よければ活用してください。

  • 大学中退の反省点や失敗から学んだことを、仕事で活かすことができる
  • 大学を途中で辞めることにはなってしまったが、中退を考えたときに自分の人生について真剣に考えることができた
  • 大学に通うより早く働きたいと思った

中退理由別の回答例文については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみてください。

大学中退理由ランキングと理由別の面接回答例文17選の画像大学中退理由ランキングと理由別の面接回答例文17選

6-3. 就職活動におすすめの時期

大学中退をした後は、なるべく早く就職活動を行うことが大事です。

大学中退後に何もしていない期間(ブランク期間)があると、その期間に何をしていたのか面接で質問されるので、うまく説明できないと評価が低くなるからです。

また、年齢が高くなるのに合わせて企業から求められる仕事経験も高度なものになりますが、アルバイト経験は、正社員とは仕事内容が違うと考えられて評価されないことが多いです。

以下のグラフは、フリーターをしていた期間別に、正社員になれた割合を表しています。

woman-15.jpg出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構『大都市の若者の就業行動と意識の分化−「第4回 若者のワークスタイル調査から」−

フリーター期間が長ければ長いほど、正社員になれた割合はどんどん低くなっています

大学中退後に少しのんびりしたいと思う人もいますが、なるべく早く就職活動をはじめると就職できる可能性は高くなります。

6-4. 学歴不問や高卒以上、未経験者歓迎の求人に応募する

大学中退者が応募する求人は、中途採用の仕事経験者も応募する求人が多いので、募集要項をよく見ずに応募しても採用されにくいです。

大学中退者は、募集要項に「学歴不問」や「高卒以上」「未経験者歓迎」と書かれた求人に応募すると採用されやすくなります。

このような求人は、営業職販売職などに多いですが、ITエンジニアなどの技術職にも、教育環境を整えて、学歴を問わなかったり、未経験者歓迎として求人を出している企業がたくさんあります。

募集要項が緩い求人には「ブラック企業も多いのでは?」と心配するかもしれませんが、事業拡大中で窓口を広くして幅広い人材を採用したい場合や、仕事内容が比較的簡単で未経験からでも身につけられる場合などもあるので、必ずしもブラック企業であるというわけではありません。

むしろ教育体制が整備されていて、1からスキルを身につけることができるなど、仕事未経験者にはよい環境である場合も多いです。

特に技術職で「学歴不問」「未経験者歓迎」で募集している求人は、学歴や経験などよりも、入社してからの知識や技術の呑み込みが早い、年齢が若い人を求めているので、大学中退者も採用されやすいでしょう。

7. 大学中退者の最終学歴の証明書とは?

大学中退者の最終学歴の証明書とは?のアイキャッチ画像

大学中退者が就職する際には、在学の事実を確認するために、

最終学歴の証明書を提出してください。

と指示されることがあります。

通常であれば、大学中退者の最終学歴は高卒なので、高校の卒業証明書を提出します

しかし、企業が求めている証明書が、最終学歴の高校の卒業証明書なのか、大学の中退をした事実がわかる証明書なのか、はっきり判断できない場合があります。

そのような場合は、どちらの証明書を提出すればよいのか、担当者によく確認してから提出する必要があります

当社の調べでは、大学中退者が民間企業に就職する場合、大学中退の証明書を求められた人が約2割高校の卒業証明書を求められた人が約2割でした。

しかし、学歴の証明書を求められなかった人が約6割と、履歴書に書かれた学歴が正しいのか確認しない企業も多いことがわかりました。

大学中退後に就職する際に、学歴の証明書は求められましたか?大学中退の証明書だけ求められた19人。高校の卒業証明書だけ求められた20人。大学中退証明書と高校の卒業証明書の両方を求められた3人。求められなかった58人。

企業から大学中退の証明書を求められた場合は、以下の記事で、どのような証明書があるのか、証明書を発行するにはどのような方法があるのか解説しているので参考にしてください。

就職時に必要なのは退学証明書?大学中退を証明できる書類4つと発行方法就職時に必要なのは退学証明書?大学中退を証明できる書類4つと発行方法

8. 高卒と大学中退では、どちらが就職に有利?

高卒と大学中退では、どちらが就職に有利?のアイキャッチ画像

高卒と大学中退では、どちらが就職に有利なのかは、採用担当者によって判断が大きくわかれるので、一概には言うことができません。

大学中退者は学校を途中で辞めているために印象が悪く、採用選考で高卒の人よりも不利になることがあります。

しかし、大学は卒業していないくても、入学できるだけの学力があると評価されることは多く、偏差値の高い大学の中退者は高卒の人よりも就職に有利になるケースが多いです。

国公立や早稲田・慶応といった超難関大学だけでなく、偏差値50以上の大学であれば、採用担当者も大学名を知っているケースが多いので、評価が高くなる可能性があると考えておくとよいでしょう。

ただし、あくまで学力を評価されているので、偏差値が高くない大学を中退している場合は、あまり評価されることはないと考えておいたほうがよいでしょう。

9. 大学中退の学歴で就職活動で苦労した体験談7つ

大学中退後に就職した7名の方に、大学中退の学歴で就職活動で苦労した体験談を作成してもらいました。

  • 求人探し、履歴書作成、面接、それぞれの場面で学歴が原因で苦労した点
  • 大学中退の学歴を隠して就職活動を行おうと考えたことがあるか
  • 学歴は就職後にも影響しているか

といったことを聞いています。

また、これから就職活動をする大学中退者向けにアドバイスももらっています。

以下の記事に体験談を掲載しているので、参考にしてみてください。

大学中退の学歴で就職活動で苦労した体験談7つ大学中退の学歴で就職活動で苦労した体験談7つ

10. 大学中退の学歴でも、公務員や資格、編入の試験の受験資格を満たせる?

10-1. 大学中退をした年齢によって、公務員試験が受けられなくなる職種がある

公務員試験は、受験資格に「学歴」を設けないケースが多いので、大学中退をした人が受験できなくなることは少ないですが、受験資格に「年齢制限」があるので注意が必要です。

例えば、地方公務員の事務系初級や技術系初級の場合、年齢制限が「17歳〜20歳程度」となっています。

国家公務員においても、一般職の高卒者を対象としたものは、「高校卒業見込み及び、卒業後2年以内」となっています。

税務職員なども「高校卒業見込み及び高校卒業3年以内」となっています。

これら以外の職種でも、年齢制限が厳しいものがあるので、公務員を目指す場合は、大学中退をする時の年齢が低いほうが、さまざまな職種を受験することができます。

 大学中退後は、公務員にも就職できる! 大学中退後は、公務員にも就職できる!

10-2. 国家資格の受験資格に「大学在籍期間」や「取得単位数」がある場合も

就職活動だけでなく、国家試験を受験する場合にも、「大学在籍期間」や「取得単位数」に一定の条件を設けている場合があります。

例えば、社会保険労務士であれば「62単位以上の取得」が求められています。

また、保育士資格であれば、「大学に1年以上または2年以上在籍、62単位以上の取得」が求められます。

この他の資格でも、大学在籍期間や単位数が条件になることがあるので、それらの資格取得を目指しているのなら、中退をする前に必要な在籍期間と単位を満たせるようにしておく必要があります。

大学中退後に士業の国家資格を取得する大学中退後に士業の国家資格を取得する

10-3. 編入学をする場合には、取得単位に条件がある

大学を辞めて、他の大学に編入をする人も多いですが、必要な単位を取得できていない場合は編入ができないので、もう一度高校生などと同じように受験をして、1年から勉強をしなければなりません。

多くの大学では、2年に編入する場合は、「30単位以上の取得」が必要とされており、3年に編入する場合は、「60単位」が必要とされています。

ただ、これらよりもさらに厳しい条件を設けている大学もあるので、編入を検討する場合には、各大学の案内を確認するようにしてください。

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大学中退をして、別の大学へ編入する方法大学中退をして、別の大学へ編入する方法

11. まとめ

ここまで、大学中退者の学歴についてさまざまな角度から解説しました。

大学中退者の最終学歴は高卒なので、就職活動では、応募できる求人が少なくなりがちです。

また、継続力がないというイメージを持たれてしまったり、孤立してしまうこともあります。

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