大学中退者の履歴書の書き方

最終更新日:2018年10月29日

大学中退者の履歴書の書き方の画像

大学中退者の履歴書の書き方について、実際の記入例を利用して分かりやすく解説しています。

大学中退者が履歴書を書く場合、大学中退をした学歴の書き方など迷う所があるので、解説を参考にしてください。

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1. 履歴書の左側、基本事項を記入

履歴書作成では、まず履歴書左側の、基本事項を記入します。

履歴書の左側には、「氏名」「住所」「学歴」「職歴」といった、記入者の個人情報と経歴を端的に記入します。

では、一つ一つ記入の仕方を確認していきましょう。

大学中退者の履歴書左側見本

1-1. 「氏名」は楷書体で記入

履歴書は、丁寧に記入するのが基本ですので、氏名を記入する際にも続け字で書かずに、一画一画を離して書く「楷書体」を使います。

氏名欄の上にはふりがなを記入しますが、「ふりがな」と書かれているならひらがなで、「フリガナ」と書かれているのならカタカナで記入します。

1-2. 「住所」は都道府県から略さずに記入

志望先企業が同じ都道府県の場合でも、住所は都道府県から何丁目、何番地、何号まで略さず記入します。

連絡先は、今現在、自分が住んでいる住所以外に連絡してほしい住所(実家など)がない場合は、記入しなくてもよいです。

電話番号は自宅の番号だけでなく、記入欄がなかったとしても、携帯の電話番号も記入しておきます。

採用選考に関する連絡事項は、携帯電話番号にかかってくることが多いです。

1-3. 「学歴欄」には、中学校卒業から大学中退まで記入

学歴欄には、中学校卒業から大学中退まで書こうのアイキャッチ画像

学歴欄には、義務教育期間の小学校と中学校は、卒業の年月日だけを書くのが一般的です。

学歴欄が狭い場合は、中学校卒業から、あるいは高等学校入学から書いてもよいです。(もっとも多いのは中学校卒業からです)

高等学校以上は入学、卒業の年月日両方を記入します。

大学中退の学歴を履歴書に書くべきか、書かないべきか迷う人がいますが、基本的に書いておきましょう

大学中退をしているとはいえ、大学に入学できるだけの学力があったことを証明できるからです。

また、入社後の昇進などの際にも、高卒と大学中退で、昇進できる役職に差を設けている企業もあります。

履歴書では高卒と書いていたのに、後になって大学中退だったということはできないので、正直に書いておくとよいでしょう。

高校名を記入するときには、「~高校」ではなく、「~高等学校」と略さず記入します。

職歴欄が学歴欄の下にある履歴書の場合は、「なし」と書き、その次の行に右詰めで「以上」と記入して履歴書の左側が完成です。

大学中退理由を記載する場合

大学中退理由は、履歴書に記載しても、しなくてもよいですが、記載する場合は、学歴欄に記載します。

以下のように中途退学と記載する前に中退理由を付け加えます。

~年~月 〇〇大学△△学部□□学科 経済的な理由で中途退学

はっきりと理由を明記しない場合は、以下のように記載することもできます。

~年~月 〇〇大学△△学部□□学科 一身上の都合で中途退学

「大学中退理由」は、履歴書に記載した場合も、記載していない場合も、面接の際に必ず確認されるので、面接までにどのように説明するのか考えておきましょう。

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2. 履歴書の右側に免許、資格、希望事項、志望動機、PRなどを記入

履歴書の右側は、「資格や免許」「志望動機」「自己PR」といった、保有資格などを端的に書く領域と、志望動機など文章力によって評価が変わる領域があります。

文章を書く領域には、企業研究や自己分析を行って、企業が求めていることに対して、的確なPRをしていくことが大事です。

大学中退者の履歴書右側見本

2-1. 「免許、資格欄」には取得済み、勉強中の両方を記入

免許、資格欄には、取得年月日と、取得した免許名、資格名を記入します。

営業職の場合は、普通自動車運転免許が必要なことが多いので、忘れずに記入します。

また、現在は英語力がどういった職種でも高く評価されるので、TOEICで550点以上を持っているのなら、記入しておきましょう。

資格は、勉強中ということも多いはずですが、そういった場合は、「勉強中」と記入することで、仕事に向けて努力していることをアピールできます。

~年~月~日 現在~の資格を勉強中

と記入しておきます。

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2-2. 「趣味、特技欄」には仕事に役立つものを記入

趣味、特技欄の内容は、面接で話題に上がることが多いので、一つは記載しておきましょう。

普段から行っている、趣味や特技を記載してもよいですが、複数ある場合は、仕事で役立つものを選んで書いておくとよいです。

  • マラソン
  • ジョギング
  • サッカー
  • 野球
  • テニス

など、運動系の趣味を記載しておけば、体力があることを伝えられるので、職業に関わらず評価されることが多いです。

  • 旅行
  • 映画鑑賞
  • カメラ

といった文科系の趣味の場合は、評価に影響することは少ないですが、クリエイティブな仕事の場合は、評価されることがあります。

希望している仕事と、自分の趣味・特技を考えて、評価されるであろうものを書いておきましょう。

2-3. 「志望動機」を書く前に企業を研究をする

履歴書の志望動機欄には、「なぜその企業を志望したのか」について記入します。

志望動機欄を記入する際には、1社1社企業研究をしてから、志望動機を考えるようにしましょう。

企業研究をしなくてもうまく書けるという人もいますが、企業研究をしている人の履歴書と比べると志望度が弱く見えることが多く、企業側の評価も低くなることが多いです。

企業研究をした上で、

  • 「~のところに魅力を感じました」
  • 「貴社で~をしたい」
  • 「~に貢献できる」

と書かれている履歴書と、どの企業に対しても適用できることを当たり障りなく書かれている履歴書では、やはり印象が違います。

しかし、応募者は外部の人間なので、採用担当者が驚くようなことを履歴書に書く必要はありません。

「この人は、よく調べているな」と思われるく程度に志望動機を書ければ、企業側に志望度の高さとして印象付けることができます

2-4. 「PR欄」には他の欄で書けなかった企業に評価されることを記入

PR欄には、企業に求められることで、他の欄に書かなかった「技術や知識」「経験したこと」などを書きましょう。

仕事経験のない人が、企業から求められるもので、他の欄に書けないものには、「~力」という言葉で表されるものが多いです。

  • 「コミュニケーション力」
  • 「忍耐力」
  • 「継続力」
  • 「リーダーシップ」

などです。

一言で「~力があります」と書いても説得力がないので、具体的なエピソードを添えて説明しましょう。

2つも3つも上げると、記入欄が足りなくなるので、一つのエピソードで十分です。

2-5. 「希望欄」は控えめに記入

希望欄には、

  • 希望給与
  • 希望勤務時間
  • 希望勤務地

などを記入するのですが、あまりにたくさん上げると、他の人と比べられた時に不利になります。

特に給与などの福利厚生に関しては、話に取り上げるのもタブーという雰囲気があるので注意が必要です。

特に記入する必要がない場合は、

「御社規定に準ずる」

としておくとよいでしょう。

勤務時間や勤務場所に希望がある場合は、後々実家に帰らなければいけなくなったなどで退職されると企業も困るので、ある程度考慮してくれます。

「御社規定に準ずる」としておくことが理想ですが、どうしても必要な条件である場合は、履歴書に書いておくとよいでしょう。

面接に進んだ際には、「転勤が可能かどうか」についても質問される可能性があるので、事前に答えを準備しておきましょう。

3. 履歴書作成のポイント

3-1. 履歴書はコンビニやスーパーで購入できる

大学に通っている人は、大学生協などで大学指定の履歴書を購入する人も多いですが、大学中退者は、コンビニやスーパーで売っている、一般的な履歴書を使いましょう。

書式が何種類かあるのでしたら、PRの欄や志望動機の欄が大きいものを選ぶとよいです。

職務経験がないので、熱意や性格などを伝えられる書類が向いています。

最近では、パソコンで履歴書を作って印刷して提出する人もいますが、手書きとパソコンで作ったもの、どちらがより印象に残るかといえば、やはり手書きです。

パソコンのほうが効率はよいですが、企業は、手間を惜しまず手書きで作成した履歴書の方が評価を高くする傾向にあるので、手書きにこだわりたいです。

新しい傾向

今でも手書きが主流ですが、IT関連企業などではWordなど、ワープロソフトを利用して作成した履歴書を使っても問題ないケースが増えてきています。

ワープロソフトであれば、履歴書のテンプレートが複数用意されていたり、項目を自由に変えられるので、個性を出すこともできます。

IT関連企業を志望しているのであれば、パソコンで履歴書を作成するのもよいでしょう。

3-2. 履歴書はボールペンで記入する

履歴書記入の際には、「万年筆を使いましょう」とアドバイスをする人もいますが、慣れないものを使うと、字が汚くなる可能性があるので、ボールペンを使うとよいです。

文字を記入する際には、綺麗な字であればよいですが、そうでない人も、丁寧に書くように心がけるだけで印象がよくなります。

間違えた場合は、修正液で消さないで、もう一度はじめから書き直します。

記入する内容を考えながら、履歴書を書いていると、記入ミスや間違いが多くなるので、履歴書本体に記入する前にノートに下書きをしてから、それを写すとよいです。

履歴書の内容以外では減点されることがないように気をつけましょう。

3-3. 証明写真は写真屋で撮る

気軽に利用できるからと、証明写真を自動証明写真機で撮影したもので済ます人もいますが、なるべく写真屋で撮りましょう

地方に住んでいて、都市部で就職活動をおこなう場合などは、オフィス街にある写真屋で撮ってもらうとよいです。

都市部の写真屋では、履歴書の証明写真を希望する人が多いので、最新の設備があったり、就職活動をする人たち用に見栄えがよくなるさまざまなサービスが提供されている場合があります。

地方の写真屋の場合は、昔ながらの写真機で撮られる場合もあり、最先端の自動証明写真機よりも悪いできあがりになってしまうことがあるので注意が必要です。

6. まとめ

採用選考では、履歴書などの書類選考は、面接に比べると重視されていません。

しかし、書類選考だけで履歴書が利用されるわけではなく、面接中も履歴書は見られていて、面接後に面接での評価結果が書かれた書類が加えられながら、1次、2次、最終と次々に面接官の手を履歴書が渡っていくことになります。

履歴書は、就職活動の最初から最後まで関係する書類ということになるので、履歴書の内容はよく考えて記入しておかなければなりません。

マニュアル通りの履歴書を作る必要はありませんが、個性を出しながらも守るべきところは守っていくことで、よい履歴書ができ上がります。

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