大学中退者から通訳になるには
最終更新日:2018年5月22日
通訳とは、外国語から日本語、あるいは日本語から外国語への翻訳を行って伝える仕事です。
メモを取りながら、後でまとめて通訳する逐次(ちくじ)通訳と、話された内容を直ぐに翻訳する同時通訳があります。
同時通訳の方が高度な技術が必要ですので、逐次通訳での経験をかなり積んでからでないと、同時通訳者として働くことができません。
また、英語などの外国語に堪能というだけでなく、日本や外国の文化や商習慣、歴史や科学など様々な情報に精通しておく必要があります。
グローバル化の進展が進み、外国語が重視される中、通訳は外国語を扱うエキスパートとして企業でも非常に求められる存在になりつつあります。
これからもグローバル化はどんどん進んでいくはずですので、通訳へのニーズはますます高まっていくと思われます。
通訳になるのに有利な資格
通訳関連の国家資格には通訳案内士というものがあり、取得していれば外国人への観光案内が出来るようになります。
この資格を有している人でしか、報酬を得ながら外国人の観光案内をする事が出来ないので、独占業務として働く事が出来るので有利ではあります。
しかし、試験は非常に高度な内容で、外国語以外にも日本の地理や歴史、経済、政治などの問題まで問われてくるので取得するには相当の努力が必要とされます。
この試験以外にはビジネス通訳検定があります。
こちらは国家資格では無いのですが、ビジネス上での通訳能力の証明として利用することができます。
4級から1級までのレベルがあり、同時通訳者としてのレベルを証明するためには1級を取得する必要があります。
こちらの試験も1級になるとかなりの難易度になります。
大学中退者から通訳になる
通訳になるには、多くの人が通訳養成学校に通う事になるので、まずは通訳養成学校で学ぶ事が出来るレベルに英語能力を高めるとよいでしょう。
通訳養成学校に通うには、TOEICで800点以上、英検で準1級以上の能力が必要になるので、まずはそこに向けて努力が必要になります。
このレベルに達して入学できても、通訳になるには、また別のトレーニングが必要になるので入学がスタートと思っておく必要があります。
非常に困難な道ではありますが、大学中退者の皆さんはまだまだ若いのですから、今からでも十分目指す事は可能です。
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